支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
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木曜日 - 12月 27th, 2007

ミックス・ジェツト式シャワー。

客室・浴室のシャワーヘッドを順次交換しております。
空気を吸いながら、水を玉状にして
吐出させるシャワーヘッドです。
これは最新の流体力学から開発されました。

吐出される水はダイナミックな滝 を
再現したジェツト水流です。
髪や地肌へのマッサージ効果も期待できそうです。
そして何よりも、素晴らしいことは
水の使用量を30%から50%も節水できるのです。
昨今の原油高は、私共ホテル・旅館業界にも大打撃です。
ボイラーの燃焼原料であるA重油が
倍以上の価格になってしまいました。
このシャワーヘッドでお湯が節約できましたら
ひいては、重油の節約にもつながります。



昨年、東京ビックサイトで行われた
ホテル・レストランショーでもこちらの製品は
紹介されておりました。
なかなかの優れものです。

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木曜日 - 12月 27th, 2007

世界規模の工場が起工。

私共のホテルもご愛顧いただいている
会津オリンパス様が、新工場の起工式を行いました。
工場を二棟建設する計画で完成すれば
世界最大規模の内視鏡製造拠点となります。
投資額は200億円。
完成は2010年12月の予定です。

会津オリンパスさんは胃カメラなど消化器系内視鏡の
世界シェアー7割を持つ、トップメーカーです。
新工場の稼働で生産能力も2倍となり
最新設備の導入により製品の高精度化、
高品質化を目指します。



オリンパスさんといえばカメラメーカーの
印象を持つ方がたくさんいらっしゃると思いますが、
内視鏡でも絶対的な強さを誇る
会津のリーディングカンパニーです。
胃カメラを開発する際の苦労話はつとに有名です。

東京大学附属病院の若い外科医は、
「胃袋を内側から写真に撮ったら、
胃ガンを早期発見できる」という発想から、
胃カメラ開発をオリンパス光学に持ちかけます。
若き医師と技術者の様々な難問への挑戦が、
常識を超えた発想で推し進められます。
開発の陰には、レンズを磨き上げた名人、
そして、直径5ミリの電球をつくり上げた職人もいました。
敗戦間もない日本で、斬新な発想と、
何にでも挑戦しようとする町工場との連携で、
世界初めての完全国産による胃カメラが開発されたのです。
試作品を何度も曲芸師に飲んでもらいながら
製品を作り上げていったそうです。

沈滞している会津経済への波及効果も期待しております。
益々のご発展を心よりお祈りいたしております。
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火曜日 - 12月 25th, 2007

第九演奏会へ!

日曜日は、ホテルのお客様と一緒に
3年に一度、会津風雅堂で行われる
「ベートーヴェンの第九演奏会」に行ってきました。

日本では、ベートーヴェンの第九といえば
年末恒例のイベントですが、
第九の初演は会津若松出身の
陸軍中佐・松江豊寿の事績に所縁があります。
、、、、、、、、、、、、、、

旧会津藩士の長男として生まれ
板東俘虜収容所・所長を務めた松江は、
戊辰戦争後の幼少時に差別的な扱いを
受けた経験がありました。
そんな彼は「彼らも祖国のために戦ったんだ」と
ドイツ人捕虜に対し寛容な待遇をしました。
捕虜たちも帰国する際に、
感謝の気持ちを込めて、手作りの楽器で
ベートーベンの交響曲第九番を演奏しました。
これが日本における第九の初めての演奏なのです。

、、、、、、、、、、、、、、

演奏は会津市民オーケストラ、
合唱は、市内一般参加者・高校生合唱団のほか、
会津若松市と姉妹都市になっている青森県むつ市、
親善交流都市の徳島県鳴門市からも合唱団が参加しました。

第九を生で聞くのは、初めて。
とても迫力があって素晴らしい演奏でした。
合唱団も高らかに世界平和を歌い上げました。
これは、まさに会津の総力を結集した
「第九」と言えるでしょう。

おかげ様で良い年越しが出来そうです。
お付き合い、いただいたお客様に
心より感謝いたします。 



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金曜日 - 12月 21th, 2007

「快眠」をコンセプトに。

東京一泊出張でした。今回の宿泊先は、
11月に日比谷(帝国ホテル斜向かい)に
オープンしました「レム日比谷」です。
阪急阪神第一ホテルグループが「快眠」を
基本コンセプトに据えた宿泊特化型ホテルです。



お部屋はシングルでも15平米とやや狭いですが、
デザインが凝っているところや心地よく過ごすために
様々な機器を導入しているところには感心しました。

シングルルームについてはバスタブがなく、
シャワールームのみ。最近オープンするホテルには
このタイプを見かけます。うちでもやりたいが、
雪国・会津ではどうだろう。



ドイツ・グローエ社製のレインシャワー。
直径20センチの大きなシャワーヘッドが特徴。
100個以上の穴から降り注ぐ水流は
一日の疲れを癒します。
ドイツ・グローエ社のものは以前使ったことがある。
デザインは良いが、壊れやすくメンテナンスに
手間がかかる。(参考まで)
日本ベッドと共同開発したオリジナルベッド「シルキーレム」
このホテルでは1800本(通常の倍)の
高密度構造のポケットコイルを使用しているようです。



疲れを明日に残さないためのマッサージチェアー、
32インチの液晶テレビを全室に完備しております。
入り口からベッドルーム、そしてバスルームと
行き来する通路部分の床が
フローリングになっています。
靴を脱いでゆったりと過ごせるための工夫でしょう。
これも参考になりました。
次回の改装ではこんなものも良いかも。


最近のホテルではヘッドボードのパネルがありません。
そして、ワードローブはなく、ハンガーを掛けるところは、
デザインも素敵だ。


しかし、画像ではそうは感じませんが
ただでさえ狭いところにいろんなものがあるため
いっそう狭く感じました。
お部屋の広さが重要であることを
逆に実感してしまいました。

仕事の用件は前日の夜に済ませましたので
翌日は買い物と東京の時流見学を。
有楽町、銀座、丸の内を何度も行ったり来たり。
寒かったので有楽町イトシアの地下にある
「ヴィノスやまざき」に行ってワインの立ち飲みでもと
思ったのですが、
ワイン・バーの方は、残念ながらまだ開いてません。
あれだけ歩いたのに。
しかも、お目当てだった日本一広い無印良品、
無印良品・有楽町店に行くのも忘れた。ショック!
これは次回の楽しみにしましょう。

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水曜日 - 12月 19th, 2007

至福!リゾート旅館のランチ

月曜日は、猪苗代町にあります
リゾート旅館ヴィラ 猪苗代
定例役員会に出席してきました。

役員会の後、例によって
昼食をごちそうになりました。
毎回、調理スタッフ1名が輪番で担当します。
今回の担当はベテラン・クラスの女性調理人です。
ご主人は同じく、こちらヴィラでソムリエをしております。
奥様が調理して、旦那様がソムリエ。
すぐにでもお店を開けそうです。

●都路ベーコンとほうれん草のキッシュ
エリンギウニ味噌焼き
揚げパスタ
カリフラワーのクリームコロッケ
つくね棒 黄味ソース

つくね、好物です。かなり上質そうな黄味で食べる。。
キッシュ、おお、フランス料理でしたっけ。。
当然美味しかったです。


●鰤の塩クリームソース 山芋添え

冬といえば鰤でしょう。
皮もぱりぱりに焼けています。
塩のクリームが魚のくさみを消して
不思議な味のハーモニーを作り出します。
これがイケテいるんですよ。


●飯館牛のステーキ ゴルゴンゾーラソース

飯館牛は米沢牛のルーツだとか。
もおお、ムチャクチャうまい!!
お肉を軽く噛む、旨みがじわっと広がる。
この幸せを口の中にずうっと、とどめておきたい。
ゴルゴンゾーラーソース、これ覚えました。。

●カレー茶漬け

カレーの主張、お茶漬けとしての存在感。二律並存です。

●クリスマスなデザート盛り合わせ


ブラックなお皿に盛られる。
この盛り合わせは確かにクリスマスを連想します。
息子が好きなドラゴンフルーツが。
息子よ!パティシエを目指せ!

余談、最近体験したおいしいお店は
喜多方にありますヴィーノ・ビストロ35です。お勧めです。
明日は出張のため、ブログはお休みします。
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土曜日 - 12月 15th, 2007

良質なカフェ、喜多方で。

千葉でホテルを3件経営する御曹司が
1泊で会津に遊びに来ました。
夜は例によって会津居酒屋「籠太
そして、その後ショットバー COZY(コージー)で
楽しい夜を過ごしました。
ホテルに帰ったのは12時を回っておりました。

翌日は、喜多方に私の車で案内しました。
画像は味噌醸造の甲斐本店です。
外壁は白漆喰よりも手間のかかる
黒漆喰で塗り込められています。

店内の女性としばらく話をしておりました。
見覚えがある方です。思い切って、聞いてみたら
やっぱり、10年くらい前に駅前ホテルの書店で
働いていた方でした。
ここで会うとはなんと奇遇なことでしょう。



甲斐本店の蔵座敷。
大正6年から7年余りの歳月をかけて造られた
喜多方一といわれる蔵座敷です。
51畳の座敷には檜、紫檀、黒檀などが
ふんだんに使われております。



喜多方は蔵の町。
喜多方には大小2000もの蔵が存在するとも言われます。
蔵を住居に使うのが特徴です。
この秋、レンガの煙突は経済産業省の
近代化産業遺産に認定されました。



前日から彼は喜多方ラーメンが食べたい、食べたい。
と連呼しておりました。
私は食堂「はせがわ」に案内しました。
喜多方ラーメン会には所属せず、
日曜日が定休の人気店です。

はみ出している、、チャーシュメンです。
食べ物にうるさい彼も「おいしい!」と褒めていました。
スープは少し濃いが、麺が太めなので
からみ具合を考えるとこのくらいが良いとか。
だしは何からとっているのだろう?
貝柱?どうやら海系のものには違いない。
とか言っておりました。。



そして、私が一番楽しみにしていた
樟山コーヒー店(くぬぎやま)です。
話には、聞いていましたが、
本当においしいコーヒーです。
何気に注文したロールケーキも
可愛らしくって、美味かった。
BGMにも気をつかっております。
大きなお店ではないけど
なぜか?居心地が良かった。
正直に、また行きたいお店です。
人気の観光地には、良質のカフェが必要です。
出されたお水を飲んでみるとそのお店のレベルがわかります。
これから、喜多方のカフェをちょくちょく探訪してみましょう。


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木曜日 - 12月 13th, 2007

快眠ホテル、現る!

来週は東京まで1泊で出張してまいります。
先程、ホテルの予約をいたしました。
今回はお世話になるホテルは
先月、日比谷にオープンしました
ホテル【REMM(レム)日比谷です。

ビジネスホテルチェーンの老舗、
第一ホテルグループが「快眠」ということを
基本コンセプトに開発したホテルです。
お部屋は広くないようですが
心地よく過ごすためのデザインや
機能を取り入れた、
思い切った作りになっているようです。

競争が厳しいホテル業界ですが、
これから様々なコンセプトの
ホテルが登場してきます。
まさに百花繚乱。
成熟化した市場において
生き残りをかけた熾烈な戦いが始まりました。

ちなみに来月、1月は西川産業・
睡眠科学研究所の講演会に参加してまいります。
お題は「人間工学に基ずく眠りと寝具」です。


こちらのホテルの宿泊体験リポートは
来週までお待ち下さい。

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