郊外にあります神指城跡の丘陵地も
私の好きな桜スポットの1つです。(マイナーですけど)
神指城跡といえばけやきの大木が有名ですが、
桜もなかなか見事。
あまり地元の人も訪れませんが、
穴場の桜スポットだと思います。
*神指城跡
慶長5年(1600年)120万石を領する時の
会津城主上杉景勝は、石田光成と力を合わせて
徳川家康を討とうとしましたが、
鶴ヶ城は、山に近く守備に不利とみて
神指ヶ原に大規模な城郭を築くことを計画。
家老直江兼続の指揮のもと、12万人の人夫を
動員し昼夜の休みなく工事を急がせました。
しかし、関が原の戦いで家康が勝利に終わったため
工事は中止しそれ以後この城は、
廃城となり現在に至っております。
関が原の戦い、激動の幕末と、
日本の大きな歴史のターニングポイントには、
会津が大きく関係しています。
上の画像は昨年のものです。
桜に隠れて中央に見えるのが、有名なけやきの大木です。
(樹高24.64メートル、根元の周囲12.55メートル。
目通りの幹囲10.45メートル)
東屋もあります。時折、風も吹いてきます。
ここでお弁当を食べるのも気持ちが良いです。
会津若松の開花予想は4月11日です。
会津藩主・松平家の庭園「
御薬園」では、
冬の間に雪の重みで枝が折れるのを防ぐために
施した「雪つり」の除去作業が始まりました。
職員6人で3日間、園内のキャラボック、
ハイゴヨウマツなど常緑樹35本の樹木につるされた
わら縄をはさみで切り落とし、支柱を丁寧に取り外します。
いよいよ、会津に春がやってまいります。
余談です。
会津戊辰戦争に破れた
最後の会津藩主・松平容保も明治に入った晩年は
一時期、この御薬園に住んでおりました。
喜多方市にあります
道の駅「喜多の郷」の
レストラン「ふるさと亭」は、
今まで数々のヒットメニューを出してきました。
そして今回、春の新メニューとして
「鰊(にしん)の鉢まぶし定食がお目見えしました。
うなぎのひつまぶしにヒントを得て
身欠きにしんを柔らかく味付けしご飯にまぶしました。
器は会津本郷焼の窯元に発注した
ニシンの山椒(さんしょう)漬け用の「鰊鉢」を使用します。
付け合せの天婦羅も春の山菜を使い
会津の郷土料理「こづゆ」「天婦羅まんじゅう」など
会津の味を揃えております。
価格は¥800でお手軽です。ぜひ、ご賞味ください。
柳津町にあります「
斎藤清美術館」では
本日より斎藤清画伯生誕百年記念企画展の
第二弾「斎藤清 追想の譜ー初期作品から晩年作品まで」
が開かれます。6月24日まで。
今回の企画展では日本現代版画の先駆者として
活躍した70年に及んだ画業を振り返る作品90点が展示されます。
「会津の冬 御母堂」(1904年)など代表作「会津の冬」シリーズの
初期作品から 絶賛された「ミルク」(49年)、「花と少女」シリーズ、
90歳で亡くなった97年に発表された「秋の只見川 下椿」の遺作まで、
各年代ごとの代表作を通じて斎藤画伯の足跡をたどります。
観覧料は一般500円、高校・大学生300円
お問い合わせは、斎藤清美術館
電話0241-42-3630まで。