支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
土曜日 - 3月 08th, 2008

感激!!漆アクセサリーのお店

知らないうちに素敵なお店が出来ている。。。
そんなお店は、地元の友人よりも
他所からお越しいただけるホテルのお客様から
教えていただくことが多い。

本日は、そんなとっておきのお店を紹介いたします。
中町ホテルの近くにあります野口英世青春広場、
こちらに、白岩有美さんと曽根千草さん
二人の女性蒔絵師が制作・販売する
漆アクセサリーのお店「工房 雙(そう)」があります。



会津塗というと、従来の生活漆器に代表される
少し古臭いイメージがある。(主観で恐縮です)(^_^;)
しかし、ここにあるのは、
現代的なデザインと女性らしい感覚を有したアクセサリーの数々。
漆特有の質感と肌触り、光沢も存分に楽しめます。


ネックレスは¥3000から。白岩さんが紐の長さも調整してくださるそうです。
万一、壊れても直してくださいますよ。漆製品とは本来そういうものです。
上にあるスプーンは¥1500です。

ブローチは¥6000です。
右側の箸は¥1600からあります。少しモダンな感じ。

イアリングやピアスは、¥3500からです。
実は小さい物ほど、制作も大変なんです。

ブローチを少しアップしてみました。
お店の商品は当然、すべて一点物ですね。。

白岩さん渾身の作品。(^o^)/
ペンダントの先には、モダンなデザインのバラの花。
厚さ1ミリほどの花びらをよく見ると、
縁に丸みがあり、なめらかな感じがある。
漆を塗り、2、3日乾しては砥石(といし)で
表面を整え、また漆を塗り重ねる。
そんな作業を最低でも5~10回繰り返して
ふっくらとした漆が、ひかえめな光沢をたたえ始める。
まさに職人芸だ。\10,000と¥12,000。

白岩さんは、地元の短大でデザインを学んだ後、
大手時計メーカー、SEIKOに就職。
新商品の時計や宝石のデザインを担当していました。
結婚を機に12年ぶりに故郷に帰ってきます。
しばらく専業主婦として家事や子育てに専念します。
その後、子供の幼稚園入園と同時に、
「会津漆器技術後継者養成所」
(現・会津漆器技術後継者訓練校)に入学。
2年間、塗りや蒔絵を学びました。


変わりかんざしです。曽根千草さんの作品。
左側は¥4500。右側は¥3000です。

こちらの箸置きは¥700です。
漆のカスを取る為に漆を浸した紙を絞る。
硬くなった紙の箸置きは¥200。
手軽さもあってこちらは、あっという間になくなります。

蒔絵師が店を構えること自体が珍しいことです。!!
店の名前の「雙(そう)」には、
2人が力を合わせていこう。
という思いが込められています。

3月20日(木)には、会津風雅堂で
GLAY(グレイ)のコンサートがあります。
当日、私共のホテルには、
女性のお客様がたくさんお泊りいただきます。
女性のお客様!せっかく会津にお越しになるのですから、、、
ぜひ、立ち寄ってください。中町ホテルから徒歩1分です。


# by fuji | 01.会津の観光情報 | GotoTop

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