JCHA(全日本シテイーホテル連盟)加盟ホテルの
次世代経営者で作る「青年塾」の仲間が
1泊2日の合宿形式で会津にやってきました。
宿泊は私共の中町ホテル。
1日目は、レストラン「ラ・メール」を使って
JCHA東北支部長を招いての基調講演。
その後は、会津西街道にあった陣屋の建物を
そのまま移築した元祖輪箱飯(わっぱめし)田季野で懇親会。
2日目のの本日、広田タクシーさんのレトロバスを貸しきって
女性のガイドさん付きの市内観光に出掛けました。
凍てつくような寒さ。
積もるほどではないが、雪も降っている。
西の方から来た同輩には、この寒さはかなりこたえるだろう。
朝8時、中町ホテルからバスが出発。
8時15分には鶴ヶ城・本丸に立つ。
オフシーズンの早朝、我々以外の観光客は見当たらない。
天守閣の入場開始は8時30分。
入場券売場も開いておりません。
それまでの時間をいかに消化しようかと思ったら
まだ時間前なのに施設の担当者が
出口から中に入れてくれました。
出口にある売店のカウンターで
入場券が販売されるようになってました。
サービスの進化、工夫に感心しました。
広田タクシーさんの軽妙で面白く、
時に、白虎隊の悲話にしんみりとさせてくれる
ガイドぶりに感心する。
ドライバーさんの真摯な
サービス振りにも、好感が持てました。
「やるな~広田タクシー!!」
思わず唸ってしまう。
その後、飯盛山へ。
広田タクシーさんの手配で参堂入り口にある
土産処「会津とらぞう」さんの無料駐車場にバスが停まる。
従業員が飛び出してきて、店内に招き入れる。
階段の参道は、まだ雪が積もっており、
路面も凍結して滑るだろうからと
希望者には、無料にて長靴を貸してくれました。
既に話が出来ているらしく。
ベンチコートを着て女性の従業員が観光案内を申し出た。
販売のパートさんだろうが、
社員教育がしっかりしている。
ガイドもとても分かりやすい。
何よりも一生懸命さが伝わってくる。
白虎隊が出てきた洞穴、さざえ堂付近は、
小路も緩やかな勾配があり、滑るだろうと心配したら
もう既に、除雪まではいかないまでも
竹箒ではいた後がある。「こんな朝早くに・・・」
率直に驚いた。
時間もおしていて
売店でお土産も買っている時間もなかったのだが、
店員さんの熱心さが、皆の心を打ったのか
何人かがお土産をここで買っていた。
正直言って驚いた。
会津の経済は、どんよりと冬の状態を
地でいったようなどん底状態にある。
そして、かって飯盛山は無料と称する
(お土産を買ったらの話ではあるが)駐車場問題で
評判を落としていた時期もあった。、
しかし、この「会津とらぞう」には、
そんなまやかしが1つも存在しない。
商売は不景気、不景気と嘆くのではなく、
一生懸命にサービスをすれば、
お客様に心は届くものなのかもしれない。
出発時間に間に合って
そこから、町の中心部にある
末廣酒造・嘉永蔵に向かった。
こちらの酒蔵では、30分ごとに
無料の見学ツアーが行われている。
普段見ることが出来ない
酒作りの工程なども勉強できて
参加者は、大満足。
最後はジャズが流れる素敵な売店で
ステンレスのバーカウンター越しに
末廣酒造の作り出すお酒を
試飲させていただきました。
昼食は、会津の極上のそばを味わっていただこうと、
大正ロマンの雰囲気を今に残す
七日町通りの 「きよひこ花」に行きました。
流石!何度食しても変わらぬ美味。
安心して観光のお客様に勧められる店だ。
「酒」と「そば」、
なんて素晴らしい組み合わせだ。
限られた時間の中で
そのチヨイスに自画自賛。
そして、バスは、当社の経営する
日帰り温泉「富士の湯」を車上から見学して
終着点・JR会津若松駅に到着しました。
そこから、皆さんをお送りして
私の会津でのホスト役は、
無事終了したのでありました。
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