支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
水曜日 - 9月 20th, 2006

「奈良晒」の歴史紹介。

奥会津の昭和村にあります
からむし工芸博物館では、特別企画展
「奈良晒と原料展」が10月29日まで
開かれております。

昭和村のからむしが「越後縮」の原料となったのに対し、山形県村山・置たま地方のからむし「羽州芋」は越後から奈良に運ばれ「奈良晒」となり独自の発展を遂げました。この企画展では、からむしを原料に江戸幕府の御用品として発展した「奈良晒」の歴史や紡績技術を紹介するほか、江戸時代の「奈良晒」の着物をはじめ、原料の「羽州芋」の繊維、「奈良晒」紡績の道具類が展示されております。

特別講演会は、10月8日午後1時30分から
からむし織の里織姫交流館で開かれます。
近世麻織繊維研究所で建築・アート・デザイン分野で
活躍する吉田真一郎氏が
「原料・からむしに見る奈良晒と越後縮」を講演します。

お問い合わせは、からむし工芸博物館
電話0242-58-1677まで。


先日、地元のテレビ番組で
タレントのなすび(福島県出身)さんが
昭和村を訪れ からむし織り に挑戦しておりました。
からむし織りはイラクサ科の植物の皮繊維を使う織物で
作業は難しいのですが、糸を紡ぐ手先を褒められておりました。
作製しました処女作のコースターもなかなかの出来栄えでした。
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水曜日 - 9月 20th, 2006

そばの里。猪苗代町。

国内有数のそばの生産量を誇り
「そばの里」として知られる猪苗代町では、
そばの可憐な白い花が満開になっております。
国道・県道沿いに車を走らせていると気がつきます。

今年も花の数も多く、生育も順調のようです。
刈り取りは、10月の初旬から始まります。

一日の寒暖の激しい高原性の気候で
土地がやせているところの方が、
おいしいそばが取れると言われております。

新そばが待ち遠しいですね。
会津のそばは、本来小麦粉等の“つなぎ”をいれない
100%のそば粉で打ちます。
挽きたて・うちたて・ゆでたての3たてで食べるのが
一番贅沢な食べ方です。

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