支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
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日曜日 - 9月 30th, 2007

新企画、立案中!

市内の4つの宿泊施設と地元の郷土料理店、
そして個性的なタクシー会社が協同して
<仮題>「会津のライトアップと郷土料理を
英国ボンネットバスで楽しむプラン」を企画しております。

市内の歴史的建造物・27箇所は
11月いっぱいまでライトアップされております。
ホテル前から乗車したお客様は、これらの建造物を
車中から見学、幻想的な雰囲気を楽しんだ後、
提携先の郷土料理店にて
会津の味を満喫していただきます。



しかし、私共のホテルとしては、
このバス乗車の部分で
他のホテルとの差別化を考えたいのです。


ドライバーさんはどのような格好なのだろう。
車中にガイドのような人はいるのだろうか?
音声ガイドのようなものを用意した方がよいのか?
最近GPSを搭載し、位置や道路状況に合わせ
観光スポットを案内するバスガイドシステムを
導入しているところもあるが、かなり装備も高価なようだ。
これは採用できないが、音声テープの代わりに
新しい iPod shuffle を使って
ガイドのようなものが出来ないだろうか?

暗い車中でもパンフが見れるように
ペンダントライトの貸し出しをしようか?
寒い夜だから熱い「甘酒」缶サービス?

んーん、自分の頭の中を整理するために
このブログを書いているみたいだ。
何か、面白いアイデアがありましたら
どうか。お教えください!
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水曜日 - 9月 26th, 2007

猪苗代湖畔のあぶらそば。

定例の役員会出席のため
猪苗代湖畔にありますホテルみなとや
行ってまいりました。

役員会のあと、中国料理のフルコースと
名物「あぶらそば」をごちそうになりました。
このあぶらそば、食する度に
病みつきになってゆく。
まさに危険な食べ物です。



食事をしながら、渡部社長と猪苗代湖の話をする。
湖水の水質が酸性から中性に変化しているそうです。
これが問題らしい。
中性に向かうというのは、
素人目には良さそうな気もするのだが。

生活排水や農業排水に含まれる
窒素やりんは、湖に流れ込み
湖底に静かに眠っていた。
酸性の湖水はそれらを静かに
湖底に安定させる役割がある。
しかし、湖水が酸性でなくなれば、
りんや窒素が浮上してしまい
再び湖水全体の水質を悪化させてしまう。
それを防ぐためにも
酸性は維持しなくてはいけない。

沼尻地区から湖に流れ込む大川を
「酸川」(すがわ)と呼ぶ。
不思議な名前の川だと思われるだろう。
酸川の石が茶色に染まっているのは、
永い間、旧沼尻鉱山・温泉の強い硫黄分を
含んだ水が流れ込んできたからだ。
猪苗代湖の酸性は沼尻の山々が作り出す。
ちなみに酸川の茶色い石を漬物石にすると
おいしい漬物が出来るという話もある。
(河川の石を勝手に持ってくると
河川法によって罰せられます。念のため)



積年の自然のバランスが崩れようとしている。
環境を守るということは、微妙で難しいものだ。
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木曜日 - 9月 20th, 2007

フロントスタッフの面接。

20年近く働いていただいた
フロント課長が10月いっぱいで退職致します。
課長は、文化・芸術面に大変造詣が深く博識な方です。
浅学非才の私としては、
課長を「知恵袋」として頼っておりました。
そして、課長はたくさんの功績を残しました。
永い間、本当にご苦労様でした。
心より感謝申し上げます。
課長の珠玉の素晴らしい話は、
このブログでもちょこちょこ紹介させてください。

課長が退職するため
課長の仕事は現在のスタッフが引き継ぎます。
そのため欠員が発生します。
そこで新たにフロントスタッフを採用いたします。
明日はその面接の日です。

最近、思うことは、採用に当たって
私共の社長の唱える理念や目的、
それらに共感ができる人間かどうか、
それを採用の決め手にしたいと思います。
そして、キャリアやスキルよりも
やはり人間性がどうであるか、
そこを大切にしてゆきたいと考えております。

フロントスタッフのメンバーも少し変わるので
HPの「スタッフ紹介」のページもリニューアルしようと思います。
今までの似顔絵は、フロントの人間が書いたのですが、
今度は、知り合いのイラストレーターに頼むつもりです。
乞う、ご期待!!

余談ですが、
毎晩床に入って少しずつ読んでおります。
勇気づけられる本です。

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火曜日 - 9月 18th, 2007

女性の力を活用しよう!

知人のホテル経営者から勧めらた
神戸の ホテル トアロードの支配人・永末春美さんが
書かれた『情熱と感動の仕事術』という本です。
顧客とスタッフの満足度を高め
自分自身もハッピーになるための本です。



昨今、男女機会均等法の施行により
女性が能力を発揮していける職場が増えてきました。
私共のホテルでも女性がスタッフの半分近くを占めております。
「女性を活用しない、活用できない会社は
つぶれてしまう」そんなことをおっしゃっる方もおります。
まさにホテルには、女性ならではの
細やかな感性が必要だと思います。

早速、女性スタッフからの意見で
昨日から中町ホテルのレディースルームに
「大人の童話本」を入れてみました。
小さなイーゼルに立て掛けてあります。
本は2ヶ月毎に変えてゆきます。
中町ホテルのレディースルームのご予約は、
こちらから>>>

これからは、いかに女性の力を引き出していけたらいいのか。
少し勉強をしてみようと思っております。
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月曜日 - 9月 17th, 2007

初秋、高原の宿。

本日は、猪苗代町にあります ヴィラ・イナワシロ
定例役員会に出席してまいりました。
役員会が終わった後に
恒例のフルコースをご馳走になりました。
毎回、調理部のスタッフ一名が
輪番で創作料理を担当します。
今回の担当は入社2年目の男性です。

メニューは次のものです。
●蛸のカルパチョ
  新鮮な蛸がたくさん。ぷりぷりしておりました。
  食欲が刺激されます。


●きのこのクリームスープ
きのこがおいしいスープにおぼれておりました。


●ホタテと海老の詰め物パスタ
結構食べごたえ有り。


●仔羊のローマ風
本日のメインディシュです。骨付きです。
マジ、まいう~。


●オレンジのコンポート
オレンジにシナモンのような味が。


本日のお料理には、「地産地消」が
感じられるものはありませんが、
元来、ヴィラさんでは、
かなり福島の素材にこだわった料理を
お客様にお出ししております。

福島県の素材にこだわって生産者とホテル・飲食店を
結びつける橋渡しをしているのが、
「素材とてくてく」の編集長・横田さん。
ヴィラにもたくさんの生産農家を紹介しております。
横田さんには、私共のホテルも
何かとアドバイスをいただいております。
現在、地元のバス・タクシー会社と
タイアップしてライトアップした
歴史的建造物を観る
ナイトツアーの企画も考えてもらっております。
横田さんのブログは、こちら>>>

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土曜日 - 9月 15th, 2007

銀座、ぶらぶら。

昨日は、東京日帰り出張。
やはり東京への出張は楽しい。
仕事自体は、5時間ほどで終わりました。
帰りの新幹線まで少し時間があったので
銀座をぶらぶら歩いてみました。

今月、プランタンの隣にオープンした
「マロニエゲート」こちらの5階から9階まで
東急ハンズ銀座店が入っております。



銀座という土地柄、ハイソなお客様を相手とするとあって
商品やディスプレイの雰囲気も従来の店舗と違うようです。
自転車売り場をのぞいたら10万から20万くらいのものが
ほとんどで50万もするものもありました。

上京するとハンズやロフトは時間があれば立ち寄ります。
トレンドのようなものも感じ取れます。
ホテルのサービス開発にも何かと参考になる。
さて、ちょっと気になった商品は「ホロホロ」です。


メンテが非常に簡単な観賞用のエビが
泳ぎ回る不思議な密封式のカプセルです。
透明なアクリルのカプセルに「Xウォーター」と「ブランチ」
と呼ばれる海草を入れ、そこにハワイで採取された
「スカーレットシュリンプ」(真紅のエビ)を
泳がせておくと、餌を与えなくても長期間、
BOXの中を泳ぎ回るそうです。
観ているだけでなんとなく癒されそうです。
ちなみに駅前ホテルの
【母の胎内に帰る・ベッドプラン】のお部屋では、
熱帯魚(ゴールデンアカヒレ)とエビの水槽が
アトリウムの小劇場をつくりあなたを癒します。
「自然の加湿器」の役割も果たしております。
ご予約は、こちらから>>>


もうひとつは、キューブ型インテリア玩具『CUBE WORLD』です。


液晶画面の中でオリジナルのデジタルキャラクターが
ダンスやヨガなど、多彩なアクションを披露します。
単体でも楽しめますが、積み木の様にタテ・ヨコ自由に
最大16個まで繋ぎ合わせることで、
キャラクターが上下左右のキューブに移動し、
多彩なデジタルアニメーションが楽しめます。
キャラクターたちの自由奔放な動きは見ているだけで
気分転換になります。

駅前ホテルの宿泊プラン
「大好きなあの人と過ごす、極上会津旅行LoveLoveプラン」では、
『マンスリーゲームBOX』と言って
月毎に変わるゲームがお部屋にご用意されております。
そのうちこのデジタル玩具がBOXに入っているかもしれませんよ。
ご予約は、こちらから>>>
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木曜日 - 9月 13th, 2007

伝説の男、名田正敏さん。

名田正敏さんという伝説のドアマンがいました。
大阪中ノ島のリーガロイヤルホテルのドアマンとして
絶大な信頼をかち得た方です。
リーガロイヤルホテルの上得意客である大阪を代表する
企業の社長・上級幹部の顔と名前を4000人も覚えていました。
学歴も職歴もなく、たまたま設立時のリーガロイヤルホテルに
入社した名田さんは当初は全く目が出ませんでした。
辞表を持っていった上司に「自分の土俵を作りなさい」
とアドバイスされたのをきっかけに
お客様の顔と名前を覚えることにかけて
ナンバーワンになる志を立てます。
その方法は、単にホテルにいて覚えていくという普通のやり方だけでなく、
非番の日に重点顧客企業を訪問するということにも及びました。
顔と名前だけでなく、その企業の社員から社長・幹部社員の
エピソードも聞き出し印象を付けて覚えたのだと思います。
志を立てて2年間、非番の日は毎日訪問を続けたそうです。
ドアマンがお客様に接する時間は限られています。
ドアを開け、名前を呼び、あいさつをし、要件を尋ね、玄関まで送る。
この時間内に訪問行脚で仕入れた琴線に触れる一言を発する。
この行為で企業トップの心をつかんでいきました。

その結果、名田さんは営業マンでもないのに
年間4~5億円もの受注を獲得することになります。
普通の営業マンの実績が、年間7~8000万円の時代にです。
その後、プラザホテルに三顧の礼を持って迎えられます。
プラザホテルの格上げに大きく貢献し、副支配人にまで昇進します。
さらに、新神戸オリエンタルホテル、ウエスティンホテルの開業のおりにも
三顧の礼を持って迎えられ、成功に導きました。
名田さんが引退された時には、関西の著名人が
名残惜しみ、お別れの会まで開いてくれたのです。
お客様の名前と顔、さらに特徴を覚えることの大切さを
教えてくれる最高の事例だと思います。
私共のホテルもがんばらなくては。


この本面白そうです。セブンアンドワイで注文してみましょう。
「セブンアンドワイ」は送料も手数料もかからないし。

明日は東京日帰り出張です。
もし時間があったら日比谷に出来た高級ホテル、
ザ・ペニンシュラ東京の「ザ・ロビー」を覗いてみるつもりです。
香港のペニンシュラでは、わざわざ、アフタヌーンティーを
飲みに行きましたっけ。
あっ、そうだ!。銀座・マロニエゲートに出来た東急ハンズ。
ここも行きたい。ここは東急ハンズ銀座店というよりは
銀座のハイソなお客様を意識した商品構成で
ギンザハンズといったところでしょうか。

ブログはお休みさせていただきます。
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