支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
火曜日 - 3月 11th, 2008

会津彼岸獅子、春に舞う!

会津の長い冬に終わりを告げ
春の彼岸入りとともに
今年も獅子舞が、街にやってきます。
三体の獅子が、笛と太鼓の音色に合わせて
古式ゆかしい舞をみせながら市内を練り歩きます。
「会津彼岸獅子」は、豊作と家内安全を祈り
春の訪れを喜びあう会津の伝統行事なのです。
じっくり獅子舞をご堪能ください!



(獅子舞の曲は、普通、庭入り、山おろしなど
5曲ほどで1回の公演は、20分から30分です)

◆3月20日(木) 春分の日◆

*天寧獅子団  鶴ヶ城本丸 10:00
         七日町阿弥陀時  12:00

*下居合獅子団 鶴ヶ城本丸 14:00

*小松獅子団  神明通り 14:20
         大町通り会津信用金庫駐車場内 15:00

雨や雪の時は中止になる場合があります。
鶴ヶ城につきましては、武徳殿で行われます。
詳しくは、会津若松観光物産協会 0242-24-3000

さらに会津彼岸獅子のお話を。
プチ自慢のための豆知識を、、、
会津地方の獅子舞は江戸時代の初めに
保科正之公が、会津に移封された際に
伝えられたといわれております。
また、会津一円に疫病が、流行し多くの人命が失った時、
神仏に獅子舞を奉納して悪疫退散を祈願したところ
次第に終息したともいわれております。
折りしも春彼岸であったので
彼岸獅子と呼ぶようになりました。

戊辰戦争の最中、日光口の守備についていた
山田大蔵隊は、会津に戻り城に入ろうとしましたが、
籠城中の城が、西軍に包囲されており入城できずにおりました。
一計を案じた山川は、小松(北会津)の獅子団を先頭に
高らかに笛、太鼓を打ち鳴らし行軍しました。
西軍は、堂々としたその隊列を友軍かと勘違いして
無血入城をゆるしてしまいます。
ろう城していた者もその獅子の笛の音を聞き、
黒金御門を開けて泣いて迎えました。
明治4年には、松平容保公が
小松獅子の功績をたたえ、
太夫獅子の頬掛けに葵の御紋を与え、
高張提灯に使用を許可したという歴史もあります。

明日から3日間、東京出張です。
ブログはしばらくお休みします。。

我、明日より一足早く花粉圏域に突入せり!!!
(薬とマスク持参の出張で~す)

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