支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
木曜日 - 8月 09th, 2007

ホテル業界の裏話!

駅前ホテルのデラックスタイプのお部屋に関しまして
お客様からご感想をいただきました。
お客様には、お部屋の鏡とライトの処理を
気に入っていただきました。 
明るさと開放感が増しているように思えたということです。

一般的に、ホテルでは限られたスペースを
最大限に広く見せる工夫がなされております。
最近元気な某チェーンホテルでは、
わざわざ扉を廊下側に開けるようにしています。
外側に開いた方が、入室の際、広く見えるんだそうです。
扉を開けた時に 派手めな目立つものを
お部屋の一番遠くに置くことで視野を遠くに持ってゆき、
広さ感を演出することができます。

そして、天井を高くしてもかなり効果的です。
普通の1.3倍も高ければかなり広く感じます。
これは3割の法則と言うそうです。
また、壁と天井を連続した同じ1枚のクロスで
仕上げるのも常套手段です。
もしくは、壁よりも天井の色を明るくすることで圧迫感もなくなります。
照明は、ルーフリングライトを使用、暖色よりも白色の方がいいようです。
テーブルも四角から丸型のガラス面のものが有効。
家具や備品のレイアウトを変更すること、
本当は必要でないものをはずすことによって
クリアースペース(自由に使えるスペース)ができますが、
これを入口付近に作ることによっても広く感じるものです。

実は、ホテルの品質を表す指標として
宿泊料金をお部屋の面積で割った
1㎡当たりの単価というものがあります。
これが、安ければ、安いほど
お得なホテルということなのですが、
意外とチェーンホテルというのは、高いものですよ。
いつもご利用なさっているホテルをちょっと調べて
みてはいかがでしょう?

# by fuji | 04.その他 | GotoTop

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