鶴ヶ城三の丸に
会津とゆかりの深い
作家・司馬遼太郎の
文学碑が建立されました。
文学碑は高さ1.4メートル、横2.7メートルで
天然石「磐梯石」を使用しています。
碑文は、司馬の著書「歴史を紀行する」から
「会津藩というのは、封建時代の日本人が
つくりあげた藩というもののなかでの最高の傑作のように思える。」と、
最後の会津藩主松平容保(かたもり)の生涯をつづった
「王城の護衛者」から、
「容保が京を戦場に死のうといったとき
慟哭の声がまず廊下からあがった。
この声はまたたくまに満堂に伝播し
みな面を蔽って泣いた。
『君臣、相擁し、声を放って哭けり』と
この情景を劇的な表現で
会津の古記録は語っている」の
2文を記している。
ぜひ、足をお運びください。