こんなとき、大人ならどう考え
どう、振る舞うのだろうか。
「本物の大人」になりたいあなたに捧げる!!
このキャツチフレーズにひかれ
...買ってしまった一冊。
著者は、伝説的な女優、故・夏目雅子の
夫であった作家・伊集院静氏。
人が社会を知る、学ぶ上での
いくつかの条件の1つは、
「理不尽がまかり通るのは世の中だ」
ということを早いうちから身体に
叩き込むことが必要だと説く。
「なんて、理不尽な!!」
最近何度となく使っていたような
言葉でもあった。
~読み始めの本文より~
力を持つ者が手の上に白い玉を載せて
「これは黒だよね?」と訊く。
誰が見ても白い玉を見て「はい、それは、黒ですね」と
返答しなくてはならぬ時が人生にはいくどとなく訪れる。
我慢して応え、それで済むならそうするのが世間でもある。
その時、そんな理不尽な…などと言ってはならない。
なったものを受け入れて 世の中には、理不尽はある
これを機にこちらも改革して立ち向かおうと
すぐに対処できるどうかは、
その人たちが理不尽を知っているかどうかが、
決め手になるのだ。
なんて、勇気を授けてくれる言葉ではないだろうか。