支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
木曜日 - 5月 25th, 2006

ジーコジャパン効果。

福島県の楢葉町にある「Jビレッジ」では、
今月17日から24日まで
サッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会に向けて
日本代表の国内最終合宿が行われました。
期間中6万6千人あまりのサポーターや観客を
呼び込み、地元経済にも大変な経済効果を与えました。

駅前ホテル・フロントの林君も日曜日に
行ってきたそうですが、大変な人出だったそうです。
ちなみに私もサッカーについてはかなりうるさく、
スペインリーグ、レアル・マドリッドの大ファンです。(マドリスタ)
シーズン中は毎週試合を録画して見ておりました。

さて、いつもホテルのサービスについて
ご指導をいただいているコンサルタントの小柳剛照先生が、
自身のHPで上の合宿のことで良いことをおっしゃっておりました。
ここで少し紹介させていただきます。
僭越ながら「観光地」にもあてはまることかもしれません。

<小柳先生述>

しかし。
練習終了後、残された光景を見て、あ然とした。
サポーターたちが帰った後は、ゴミの山。
背もたれつきベンチは背もたれが壊されていた。
場所とりのつもりか、名札らしきものを ひもで結わえているのもあった。
後片付けをしている人たちも、あきれ顔で作業をしていた。
こういう光景が連日続くかと思うと憂うつになる。
サッカーファンをサポーターと呼ぶのは、
選手たちを後方から支えるからではないのか。
練習を見終わって、ゴミを散らかし、器物を壊して行くのでは、
たちの悪い花見客と変わりない。
選手たちも部屋でニュースを見ながら、 心を痛めていると思う。

たぶん、今日Jヴィレッジを訪れるサポーターの中にも、
不心得者はかなり含まれているはず。
では、連日のゴミ散らかしや器物損壊を
ストップするにはどうればいいか?

私なら、
選手たちに掃除させる。

練習が終わり、サポーターが帰った後で、
選手たちが出てきてゴミを拾い、ベンチを直す、
という光景を撮影してニュースで流す。
そうすれば、ゴミを捨てた連中は心が痛むだろうし、
翌日から訪れるサポーターたちは、
ゴミを拾って帰るのではないか。

なにも、選手たちに毎日掃除しろというのではない。
たった一日、30分でいいのだ。
花形選手たちが、自分たちの捨てたゴミで
迷惑する姿を報道する。
そうすれば、サポーターたちの自覚が高まり、
応援にも風格が出てくるのではないか。

日本のサッカーファンたちは、フーリガン予備軍か。
それとも品位あるサポーターか。
ワールドカップへの道は、
サポーターの資質を問われる道でもあるようだ。

# by fuji | 03.支配人の個人日記 | GotoTop

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