支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
火曜日 - 9月 01th, 2009

「絵本の力」を感じた夜。

友人が主催する勉強会に参加しました。
テーマは、「絵本の力」

-私だけの物語を作るためのとっておきの話ー
講師は会津若松の女性童話作家と
膨大な絵本のコレクションをお持ちの
会津大学の准教授のお二人。


お二人が、ご自身の国内外のコレクションから
「宇宙に持って行くなら、この一冊」
「孫に(子供に)読み聞かせるなら、この一冊」
「プロポーズに、この一冊」など
20のテーマに従い、紹介してくれました。

私が気になったテーマは
「明日、死ぬなら、この一冊」と
「主人公に恋する、絵本」の2つ。

最初のテーマでは童話作家の女性は、
「夜来る鳥」と「おじいちゃんがお化けになった本」
大学の先生は、「DAWN(夜明け)」を勧めてくれました。
童話作家の女性は、女性らしい視点で
ユーモラスなものを好まれるようです。
先生は、本職は建築の専門家なので
グラフィックなものが好きなようです。

「主人公に恋する、絵本」ということでは
女性は「いいのかずよし」さんの絵本を選びました。
プロジェクターでスクリーンに投影しながら朗読もしました。
流石にプロです。お話も心に響くし、
内容も素晴らしいものでした。
女性は、出版社に絵本の感想を手紙でお送りしたところ、
その手紙の内容によほど感動したのか
作家のいいのさんとの対談の機会を作ってくださったそうです。


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本の裏表紙にサインをしていただいたものは、
生涯の宝物でしょう。
地元の子供劇場にお貸ししていたところ
その劇場が火災で全焼してしまいました。
しかし、その一冊は奇跡的に救われたそうです。
これは、まさに「絵本の力」です。

中町ホテルのレディースルームには、
引き出しに私の大好きな絵本を一冊忍ばせております。
母に小さい時の読んでもらった思い出の一冊です。

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お二人には、21番目のテーマとして
「レディースルームに入れる一冊」を
勧めてもらえば良かったかな・・・


# by fuji | 02.ホテルからのお知らせ | GotoTop

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