明治大学教授、『声に出して読みたい日本語』の
著者でもある斎藤孝さんの講演を聴く機会に恵まれました。
演題は、「コミュニケーション力と発想力」です。
彼の本は、何か、一冊読んだことがあると思います。
お話で印象的だったこと、斎藤さんが言うには、
彼流の「考える」ということは、腕組みをし、しかめっ面で
考えるということではなく、
いい結果を生む出すための
「考える」ということは、目の前の机に紙を広げ、
そこに思いついたことを、書きながら考える。
時に、記号や図形も交えながら。ということらしい。
自分の考えを相手に聞いてもらい
意見を述べてもらうことも発想を広げる事ですが、
机に、二人でL字形に座り、机上に広げた紙の上に
思いついたものを書いてゆき、相手もその書いたものに
加えながら考えると
さらに良いアイデアが生まれるそうです。
その話を聞いて、すごく納得しました。
昨日と本日、駅前ホテルと中町ホテルの
フロントミーティングが行われました。
社長の話を聞きながら、思いついたことを
意識的に紙に書いてゆきましたら。
なるほど、非常にクリアーに考えることができました。
余談ですが、
斎藤先生、テレビで見る時とは、
キャラがまったく違ってました。
お笑いの方かと思うような
メチャ、ハイテンションの方でした。
大学では200人くらいの前で
教鞭を執ることもありますが、
ご自慢は授業中に一人も寝させないことだ。
とおっしやってました。
んーん。流石、プロ。