会津松平家の庭園「御薬園」を訪ねました。
園内の赤松など約50本が「こも巻き」されております。
「こも」とは松につく害虫を駆除するために
冬の間、幹に巻きつける稲わらで
粗く織ったむしろのことです。
冬の終わりには、この「こも」をはずし
編み目に潜り込んで
越冬した害虫とともに焼いてしまいます。
自然の害虫駆除法ですね。
毎年この光景を見ますと
秋の深まりとともに
冬が近づいていることを実感します。
余談、昨日、私の師匠でもある
秋田県・ホテルなにわの安田氏が来若しました。
友人の旅館に宿泊したので
私も夕食に同席させていただきました。
夕方の6時に会食が始まり、延々話は尽きず、
持参した地酒・花泉辛口も底をつきます。
結局その旅館を出たのは、午前1時を回っていました。
彼には見透かされていた。。
最近考えこんでいたことも
少し軽く考えられるような、
そんなヒントを授けて下さいました。
かなりお酒もいただいたのですが、
すっきりと目を冷めた朝でした。