猪苗代町にあります緑の村では、
下の画像の列車が展示されております。
大正2年から昭和44年までの57年間、
猪苗代の沼尻鉱山から硫黄鉱石を運ぶため、
軽便鉄道が敷かれ沼尻駅と川桁駅の間
約16kmを45分かけて走っておりました。
その当時この地方で唯一の交通機関であった
この鉄道は「マッチ箱」「豆汽車」と親しまれて、
中ノ沢温泉や沼尻温泉に多くの湯治客、
観光客を運びました。 その時代、“汽車の窓から
ハンカチふれば~”のフレーズで一世を風靡した
有名な歌謡曲「高原列車は行くよ」は
この列車がモデルだと言われます。
列車ファン、一見の価値あり!
母の実家は喜多方です。子供の頃は、
夏休みに母の実家に遊びに行ってました。
1984年3月31日、国鉄再建法に基ずき
喜多方と熱塩を結ぶ日中線は廃線となり
46年の短い鉄道の歴史を閉じました。
東北最大の赤字線として
廃線になったこの鉄道にはノスタルジーを感じます。
他の方のHPを見ておりましたら
日中線の痕跡を発見しました。
とてもうれしく思います。
そのうち私もこの穴場を訪ねてみようと思います。画像は
こちら。