支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
火曜日 - 3月 19th, 2013

明日は、市内で獅子が舞います。

会津の長い冬に終わりを告げ
春の彼岸入りとともに
今年も獅子舞が、街にやってきます。

三体の獅子が、笛と太鼓の音色に合わせて
古式ゆかしい舞をみせながら市内を練り歩きます。
「会津彼岸獅子」は、豊作と家内安全を祈り
春の訪れを喜びあう会津の伝統行事。
じっくり獅子舞をご堪能ください!



◆3/20(祝・水)会津三匹獅子舞(会津彼岸獅子)◆

10:30~16:00 市内各所の開催場所を回ります
10:30~ 鶴ヶ城
12:00~ 阿弥陀寺

昨年の様子は、
動画でご覧になれます >>>

さらに、プチ自慢のための豆知識を、、、
会津地方の獅子舞は江戸時代の初めに
保科正之公が、会津に移封された際に
伝えられたといわれております。
また、会津一円に疫病が、流行し多くの人命が失った時、
神仏に獅子舞を奉納して悪疫退散を祈願したところ
次第に終息したともいわれております。
折りしも春彼岸であったので
彼岸獅子と呼ぶようになったのです。

戊辰戦争の最中、日光口の守備についていた
山田大蔵隊は、会津に戻り城に入ろうとしましたが、
籠城中の城が、西軍に包囲されており
入城できずにおりました。
一計を案じた山川は、小松(北会津)の獅子団を
先頭に高らかに笛、太鼓を打ち鳴らし行軍しました。
西軍は、堂々としたその隊列を
友軍かと勘違いして無血入城をゆるしてしまいます。
ろう城していた者もその獅子の笛の音を聞き、
黒金御門を開けて泣いて迎えました。
おそらくこのシーンは、
現在放送中のNHK大河ドラマ
『八重の桜』でも取り上げられると思います。
番組では、山川大臓を俳優・
玉山鉄二さんが演じています。

明治4年には、松平容保公が
小松獅子の功績をたたえ、
太夫獅子の頬掛けに葵の御紋を与え、
高張提灯に使用を許可したという歴史もあります。


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