先日、昭和村でカスミソウを生産されている
菅家さんとお会いしました。
菅家さんのお話はいつも刺激的で
ビジネスのヒントに溢れております。
菅家さんは今年、会津の初市「十日市」をじっくり
ご覧になったそうです。
灯台もと暗し、駅前ホテル近くの八百屋さんでは、
「会津の伝統野菜」が販売されており、
とても興味を持ったということです。
もっとPRをしてみたらどうかと
アドバイスもいただきました。
野菜ということである話を思い出しました。
南フランスのラングドック地方にある
ライヨ-ルという街の『ミシェル・ブラ』というレストラン。
このレストランには、驚くようなおいしい野菜料理を提供してくれる
“野菜の達人”がおり、その味を求めて様々な地方から
お客様が集まってくると言います。
そしてもうひとつは、リヨンから車で
2時間ほどの山奥にある
サンボネ・ルフォロアという村にある『レジス・マルコン』。
このレストランには“きのこの魔術師”と呼ばれる料理人がおり、
村の住民180人に対し、連日140人もの
お客様が訪れると言います。
“料理人は田舎に帰れ”というフレーズを思い出しました。
都市に集中していた料理人が田舎に帰ることで
そのままお客様もついてくるのです。
ここで話を会津に戻しますが
車で40分ほど行った湯野上温泉に
「シェ・ヤマノベ」というフレンチレストランがあります。
テレビ番組「料理の鉄人」で「鉄人」を破ったシェフは、
相模湾直送の魚と下郷町産の野菜を使います。
10名程度で一杯の小さなお店のようです。
まだ行った事がありませんが、とても興味があります。