21日の春分の日は、市内の各所で
春の訪れを告げる会津彼岸獅子の
舞いが披露されます。
会津彼岸獅子は、春の彼岸に行われる伝統行事。
笛や太鼓の演奏に合わせて太夫獅子、雌獅子、
雄獅子の3匹の獅子が舞い、春の訪れを喜び
豊作や家内安全を願います。
この会津彼岸獅子。江戸時代の初めに
保科正之公が、会津に移封された際、
獅子を先頭にして若松城に入城し、
大いに士気を鼓舞したと伝えられています。
また、会津一円に疫病が流行し
多くの人命が失った時、
神仏に獅子舞を奉納して悪疫退散を
祈願したところ次第に終息したともいわれております。
折りしも春彼岸であったので
彼岸獅子と呼ぶようになりました。
戊辰戦争の最中、日光口の守備に
ついていた山川大蔵隊は、
会津に戻り城に入ろうとしましたが、
籠城中の城が、西軍に包囲されており
入城できずにおりました。
一計を案じた山川は、小松(北会津)の
獅子団を先頭に高らかに笛、太鼓を
打ち鳴らし行軍しました。
西軍は、堂々としたその隊列を
友軍かと勘違いして無血入城を
ゆるしてしまったというのです。
面白い話でしょう。
余談、前々回の旅館組合青年部の例会では、
会場に、日本酒を持ち込ませていただいた。
近くの酒店『植木屋』さんに立ち寄って
店主さんと話をしておススメの一本
会津の地酒、奈良萬を持っていったんだけど、
日本酒通の女性陣から
美味しいと絶賛をいただいた。
「ありがとう。植木屋さん!」
植木屋さんには、こんな素敵なブログもありました。
こちらから、どうぞ
>>>
私が部長をしている旅館ホテル
組合青年部の例会には、
たまに、特定非営利活動法人『素材広場』の
理事長・横田純子さんにも参加していただいている。
以前、例会の席で 冲方 丁さんが書いた
「天地明察」がめちゃ面白い、
ぜひ、読んでほしいと話をしていた。
江戸時代の天文暦学者である
渋川春海が22年という歳月をかけて
日本の暦を完成させる話。
会津藩の初代藩主、保科正之公が
彼の偉業達成に、大きな影響を
及ぼした人物としても描かれているので
他人事ではない。
会津では、過去に会津暦を発行し、
日本三大暦の一つとして使用していました。
その昔は農業・冠婚葬祭・吉兆方角・
今年の運勢・今日の方角までを決める
生活そのものを動かす大事な存在でした。
なんと彼女の中では、
会津暦を復活させようという企画を
粛々と進めていたのです。
そして、今回、会津暦の
復刻記念大会が行われる事になりました。
会津暦にちなんだ場所を回遊しながら
判子取合戦を実施する、
早さと知識・美しさを競う仮装大会です。
ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしております。
ご宿泊は、当ホテルへ。
■日時:2011年3月26日(土)
10:00~12:00
■会場:七日町レンガ通り(福島県会津若松市七日町)
■応募・お問合せ先
特定非営利活動法人 素材広場
Tel:0242-85-6571 E-mail:info@sozaihiroba.net
会津本郷焼の窯元さんと会津の人気カフェオーナー、
才気煥発な写真家、卓越したセンスを持つデザイナーさんなど
会津でも有名なシャレものさんがタッグを組んで
ディスプレイで夢の共演をしております。
今回のテーマは、『会津のながい冬にさよならを告げ、
春の光と初夏の風を感じるような素敵 』だそうです。
ぜひ、気軽に会津本郷焼の魅力に触れてみてください。
酔月窯 陶芸家西田里子 × グラフィックデザイナー さいとうしとみ
樹ノ音工房/佐藤大樹・朱音 × カフェ 三番山下
富三窯 佐竹敦夫 × 写真家 田中将
鳳山窯 渡部正博 × tomoko & つね
錦宝窯 樋山義男 × ギャラリー ひと粒
会津本郷焼は、窯元によって
作風や雰囲気がまったく異なります。
洒落者さんたちの力を借りて、
その魅力が十二分に表現されております。
場所は、 会津美里町窯の里 「いわたて」さん。
時間は午前9時から午後5時まで。毎週火曜日定休。
お電話番号、0242・56・5181。
開催期間は、2011-03-03 (木曜日)~6月末日まで。