金曜日 - 4月 30th, 2010
普段はほとんど、タクシーを利用しない。
でも、お客様をご案内する時に、
本当にたまにではあるが、
タクシーを使うことがある。
そんな時、缶コーヒー代くらいのチップを
ドライバーさんに渡すようにしている。
作家の池波正太郎さんの話を聞いたからだ。
池波さんの話によると
チップをもらったドライバーは気分良くなり
次の乗客に丁寧にサービスをする。
その乗客も気持ちの良い
車内の時間を過ごすことができる。
タクシーを降りた後、訪れた先の人に
心地よい気分の余韻が伝わるかもしれない。
すると、相手もまた気分がよくなり・・・
自分の撒いたほんの小さな種が
ほのかな幸せになって連鎖してゆく。
社会に何かしらの影響を及ぼしてゆく。
これが重要なのだと言う。