支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
水曜日 - 5月 26th, 2010

福島駅西口インキュベートルーム 講演会

福島市にあります「コラッセふくしま」にて、
福島駅西口インキュベートルーム 講演会に参加。
コマツレンタル(株)代表取締役 四家 千佳史氏の
お話を拝聴した。



29歳の時、わずか4人で建設機械レンタル会社を興し
3年で県内一の業界売上を達成。
宮城・新潟・群馬もあっという間に傘下におさめ
東日本を制覇した福島県・郡山が生んだ
若き伝説的ベンチャー経営者の半生。
日経ビジネスやNHKも取り上げた。

経営手法の話というよりは、
経営者のこれからの生き方、1つの選択肢について
お話いただいたような気がする。

暗に、「鶏口となるも牛後となるなかれ」と
(3月に他界した岳父も好きな言葉だった)
教えられてきたような中で

かって時代の寵児ともなった
若きベンチャー創業者がこれから建設機械の
大手メーカー・コマツの関連会社の一社長として生きてゆく。
世界には、30のコマツの関連会社があるが、
彼はその中では断トツの若さを誇る。
これからは、コマツという大舞台の中で
自分の新しい夢を追い求めてゆくのだろう。

勇気を授けてくれたお話に感謝します。

# by fuji | 04.その他 | TrackBack(0) | GotoTop
月曜日 - 5月 17th, 2010

森ゼミ@花ホテル滝のや

友人の旅館で行われている
第204回花ホテル「滝のや」講演会に参加した。
講師は、会津大学短期大学部・教授の森文雄氏。
テーマは『奥会津健康づくり観光とおもてなしレベルのさらなる向上』
ー顧客ニーズの多様化と着地型観光の視点からー

これから観光のお客様に
たくさんお泊りいただきたいと思っている。
最近、よく耳にする『着地型観光』
というものにも興味を持っている。


花ホテル『滝のや」さんに向かう途中、
ガソリンスタンドに立ち寄って給油をし、
洗車をしてもらっている時に
店内にあった読売新聞に目を通した。
奇しくも、『着地型観光』に関する記事が載っていた。
この4月から神奈川県・川崎市商工課が主催して
川崎工場夜景バスツアーが定期運行されているという。
東京湾に臨む製油所や化学プラントの夜景を
3時間ほど見学するツアー。
川崎と言うと「公害」のイメージがあるが、
実際には、においも騒音もないらしい。
参加者の6割は、女性だというから面白い。
無駄なものをそぎ落として着飾らない工場の姿に
「機能美」を認め、さらに「癒やし」を感じるという。



森文雄先生は、『着地型観光』の特質として
全国的に有名な観光資源は不要。
地域資源の活用がポイントと強調した。
そうなんだよ。川崎市の工場だって
立派な観光資源になってしまうのだ。
自分の地域の足元には、
まだまだ未開の観光資源があるに違いない。
改めて、自分の地域に転がっている
魅力を見つけてみるつもりだ。

追加の話。
新たな旅行プランニングとして
先生が提案したメニューのうちの2つ。
体を動かすメニューの創出、
例えば、体力・気力別メニュー:農作業、カヌー、
サイクリング出発点まで送迎。
心の安定・癒しメニューの創出というのもあった。
例えば、神社・仏閣参拝、森林浴、語り、講話。
上記の2つを組み合わせて、
森林浴をしながら、ヨガ・太極拳を
してもらうのは、どうかといった話。
シナジー効果も期待できて、
こういう考え方も出来るんだと感心しました。


# by fuji | 04.その他 | TrackBack(0) | GotoTop