木曜日 - 3月 05th, 2009
喜多方の旅館「おさらぎの宿」で
「ひなまつり作品展」が4月末まで
行われております。
会津では珍しい「つるし雛」が
展示されております。
現在では伊豆地方に多く見られる郷土雛ですが、
おばあさんや・母親が愛する孫や、
子供の為に有り合わせの古布や縮緬で
縁起の良い食物や・動物をぬいぐるみで
作ったのが始まりと言われます。
その他にも、個性的な雛人形が展示されております。
入場無料。午前10時から午後5時まで。
お電話 0241-23-1126
奥会津・三島町の高清水地区でも
伝統行事の「雛(ひな)流し」が行われました。
女性達が和紙で作った紙雛を
只見川に流し家内安全を祈ります。
流す紙雛の数は、各世帯の女性の数と
他の地域に嫁いだ女性の人数分を作ります。
かっては、三島町内・各地で行われていましたが
現在では、この高清水地区のみで
継承されております。
時代の変遷とともに昔からのものが
次から次へと姿を消してゆきます。
人口も減っているのでなかなか大変でしょうが
これからも大切に継承していただきたいと思います。