火曜日 - 6月 10th, 2008
喜多方市・熱塩加納村のひめさゆり群生地では、
ひめさゆりの開花が進み
もうすぐ見頃を迎えようとしております。
ひめさゆりは、5年の歳月を経て、
ようやく一輪の花を咲かせます。
新潟、山形、そして福島に限り
自生する貴重な花なのです。
昔、加納鉱山で働いていた人たちが、
空腹をしのぐためにゆりの根を
食べ尽くしてしまいました。
旧熱塩加納村時代の約30年前に
ひめさゆりの保護活動は開始したのです。
そして現在、約3ヘクタールの丘陵地に
30万本のひめさゆりが自生するまでに至りました。
ピンク色の可憐な花が
幸せそうに・・・
初夏のさわやかな風に揺れておりました。