奥会津に春の訪れを告げる風物詩、
三島町・高清水集落の「雛流し」が行われました。
3月2日、女性の人数分だけ和紙で紙雛が作られます。
女性の人数には嫁いだ女性の数も含まれております。
3日の雛まつり、それぞれの家庭に飾られます。
4日、地元の子供たちが各戸を回り、
紙雛は三島の桐箱に集められます。
そして、只見川に流し、幸せを祈ります。
知人の女性は、実家にあるお雛様は
押入れに眠っているんだろうな。と
寂しげに語っておりました。
嫁いだ後にも気に掛けている。
三島町・高清水の雛まつり、
なんて、やさしいおまつりでしょう。
只見川は阿賀川と合流し新潟の海につながります。
和歌山の淡島神社への代参のために
流すとも言われております。
女性達の願いが、届きますように!!