水曜日 - 10月 15th, 2008
さて、本日は会津の根菜のお話を。
南会津町の「舘岩」(たていわ)の特産品の
赤カブが豊かに実り、収穫時期を迎えました。
標高700~900メートルの高地で
栽培されるこちらの赤カブは、
他の地域に種を蒔いても赤くはなりません。
昼夜の寒暖の差が大きいことで
表面が鮮やかな赤紫になります。
今年の赤カブは、夏の長雨で
種まきが遅れましたが
例年よりも生育がよく色づきも鮮やかです。
南会津の赤カブは、平家打倒の挙兵を促した
以仁王(もちひとおう)が
潜行の際にこの地に滞在、
手厚くもてなしてくれた村人への感謝のしるしに
種子を置いて行かれたのが
始まりとも伝えられています。
道の駅「たじま」などで販売されております。
近くまで行かれる方は、ぜひお買い求めください。