支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
日曜日 - 6月 29th, 2008

会津の風土と文化を描く。

先日、仙台で異業種が集まる15人くらいの
勉強会に参加してきました。
講師は、会津のお菓子の蔵「太郎庵
目黒督朗社長でした。
私はこの勉強会の会員ではないのですが、
目黒さんがお話しをされると聞いて
スポットで参加させていただいたのです。
そして、期待以上のとても参考になるお話を
拝聴いたしました。

参加者は全国から集まっているということで
目黒さんはお話の3分の一は、
会津のお話をされたのです。
会津に住んでいる私も、
目黒さんの話を聞いているうちに
「会津って、なんて素敵なところなんだろう」と
思えてきたのです。
聞いていた方は皆さん会津に遊びに
行きたいと思ったはずです。

独断と偏見ですが。話を聞いているうちに
私は、目黒さんの成功の一つには、
(実際はたくさんあると思いますが)
ご自身の商品であるお菓子に
「会津の風土と文化」を描いたことだと思いました。

これだけの素晴らしい会津の風土と文化、
出来うるならば、私も自分の商売に
織り込んでゆきたいと思いました。



8月の勉強会は、これまた、会津から
「末広酒造」の新城社長らしいです。
中町ホテルの近くには、末広酒造の「嘉永蔵」があります。
吹き抜けの広い蔵では、渡辺貞夫や
クラシックのミニコンサートも行われます。
嘉永蔵にある喫茶室「杏」もとても素敵です。
売店も洗練されていてジャズが流れております。
こんな素敵な空間を作る新城さんのお話も聞いてみたい。
これまた、楽しみです。



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金曜日 - 6月 20th, 2008

磐梯山の不動滝はいかが?

有料道路「磐梯ゴールドライン」の
表玄関にあたる源橋地区から
約2kmのところに位置している「磐梯の不動滝」は、
観光客にひそかな人気スポットです。
これから時期、涼を求める人たちで賑わいます。



この滝は、別名「蛇追ヶ滝」とも呼ばれ
地元に残る大蛇伝説の物語からその名がつきました。
古くは会津仏教文化の発祥地で、
徳一大師によって創建された
恵日寺の僧侶が修行した滝とも言われております。
高さ約10メートル、幅約3メートルの
豊富な水が流れ落ち
悠久の時の流れを感じさせてくれます。
滝の裏には、洞穴もあります。

興味のある方は、NPO法人磐梯やま楽校まで。
法人理事の渡部鉄男さん 電話0242(73)3700。

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木曜日 - 6月 19th, 2008

あやめ祭り、開幕中!

会津美里町の「あやめ祭り」が、
伊佐須美神社の隣にあります
あやめ苑で開幕しました。



あやめ苑には、約150種、
10万株のアヤメが群生しております。
現在は、箇所箇所に固まって
咲いている状態ですが
見頃は今月の下旬の予定。
7月5日までの期間中、週末には
高田梅種飛ばし選手権大会、
音楽祭りなど多彩なイベントも繰り広げられます。

「いずれがアヤメか、カキツバタ」と言うように、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタを区別するのは
なかなか難しい。
↑あやめ苑に行くと、必ずどこかで誰かが
そんな話をしているはず。お約束です・・・

さて、最も簡単な区別の仕方は、
花びらの基のところに、花菖蒲は黄色、
カキツバタは白、アヤメは網目状の模様が、
あることで区別ができます。
どれどれ、網目の模様があるかな?
覗いてみましょう~



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木曜日 - 6月 12th, 2008

会津の名水紀行。

市内大戸町・小塩街道の
市水道部増圧ポンプ場の向かい側に
大変うまい湧き水があると聞きました。
大戸岳から流れてくる伏流水らしい。
地下水が出なくなった時でも
この清水だけは、枯れたことがありません。
近隣の人には、「命の水」として大切にされてきました。
近くの住民は炊飯やお茶、水割り用に
ポリ容器やペットボトルなどで
わざわざ汲みに来ています。

さて、この会津周辺には、
他にもおいしい清水がでるところが、たくさんあります。
こだわりの喫茶店、珈琲館「蔵
いつもお世話になっている居酒屋「籠太の親父などは、
わざわざお客様の飲食用に
清水を汲みに行っているんです。

私共のホテルのお客様には
会津の名水めぐりをされる方もいらっしゃいますが
名水に興味のある方は
私の友人が運営しているサイト
あい LOVE 会津
『会津名水紀行』をどうぞご覧ください。

東京出張のため
火曜日までブログはお休みします。

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火曜日 - 6月 10th, 2008

初夏の風に揺れる・・・

喜多方市・熱塩加納村のひめさゆり群生地では、
ひめさゆりの開花が進み
もうすぐ見頃を迎えようとしております。

ひめさゆりは、5年の歳月を経て、
ようやく一輪の花を咲かせます。
新潟、山形、そして福島に限り
自生する貴重な花なのです。

昔、加納鉱山で働いていた人たちが、
空腹をしのぐためにゆりの根を
食べ尽くしてしまいました。
旧熱塩加納村時代の約30年前に
ひめさゆりの保護活動は開始したのです。
そして現在、約3ヘクタールの丘陵地に
30万本のひめさゆりが自生するまでに至りました。


ピンク色の可憐な花が
幸せそうに・・・
初夏のさわやかな風に揺れておりました。

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金曜日 - 6月 06th, 2008

高原にある「空色カフェ」

6月7日(土)、8日(日)の両日
工芸の郷として知られる会津三島町
の三島町生活工芸館前において
「会津工人まつり」が開かれます。
ヒロロ細工や山ぶどう細工、陶器、漆器、染物。
全国各地の工人を招き、
多彩な手仕事を一堂に集めたイベントです。
全国各地のぬくもりあふれる作品が
展示即売されます。

会津三島町と言えば、
私が今一番気になっているのが
美坂高原にある空色カフェです。
今年も5月3日から営業を始めました。



空色カフェは、店内をランタンやろうそくの光で灯します。
冷蔵庫など電気式の器具は、
防音式の発電機で電気を作っております。
BGMも流れていないので
風の音、樹々のささやき、鳥のさえずり、
虫の鳴き声を楽しむことができるのです。

基本的に、土・日曜日のみの営業ですが
6月7日(土)、8日(日)両日は、
空色カフェをお休みして会津工人まつりの
三島町生活工芸館前広場に出店します。
上質の素材にこだわったケーキ、焼き菓子、
人気の「まろやか豚コロカレー」をご賞味あれ。

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木曜日 - 6月 05th, 2008

神指城と向羽黒山城へ!

来年のNHK大河ドラマは、
戦国大名上杉景勝の重臣
直江兼続を描いた「天地人」です。

このドラマの舞台にもなる会津の時代考証を
私の知人が担当します。
先日、その知人にご案内いただき
神指城跡地と向羽黒山城跡に行ってきました。
知人のHPはこちらです。>>>

上杉景勝が会津に国替えされると
直ちに向羽黒山城を最後の砦として大改修しました。
畝状竪堀・搦手など戦いに創意された名城でした。


↑前方に見える山が、向羽黒山城跡です。


↑向羽黒山城跡には車で登ることができます。
頂上近くにある、二の丸跡です。
現在は公園になっております。


↑二の丸跡から会津若松方面を望みました。


次に、何度もご紹介している神指城跡です。
本丸の一部と四隅の土塁が残っております。
上杉景勝は、居城である鶴ヶ城が小田山に近く、
守りに不安があるため、大川の水を
利用できるこの地に築城を始めました。
面積は鶴ヶ城の2倍の55ha。
結局、関が原の戦いの敗戦で工事は中止となりますが
完成すれば奥州を代表する巨大城郭が出現するはずでした。


↑本丸から北東の位置に残る土塁。けやきの大木がある。
樹齢600年だそうです。


↑本丸から北西の位置に残る土塁


↑車で本丸跡地に近づいてゆきます。


↑車を降りて本丸跡地へ足を踏み入れる。
手前の畑に天守が立つ予定でした。


↑今でも石垣が散見します。

ここで話が少し変わりますが、
昨日、NHK大河ドラマ「天地人」の主な出演者が発表されました。
8月から撮影も開始します。

主人公・直江兼継・・・・・妻夫木聡
主君・上杉景勝・・・・・北村一輝
妻・お船・・・・・常盤貴子
上杉謙信・・・・・阿部寛
上杉景虎・・・・・玉山鉄二
景勝の母・仙桃院・・・・・高島礼子

現在、原作者火坂雅志さんの「天地人」の「下」を読んでおります。
10月には火坂さんの講演会が
市内の会津風雅堂にて開催される予定です。
こちらも楽しみです。
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水曜日 - 6月 04th, 2008

戊辰の傷跡、展示。

戊辰戦争で新政府軍が放った
鉄砲と大砲の弾丸が、
鶴ヶ城・西出丸付近にあった
樹齢約400年の杉の大木から発見されました。

この杉の大木は、昭和40年代に風雨により倒木しました。
市内の材木店の倉庫に眠っておりましたが
今回製材したところ、偶然見つかりました。
年輪から推測しますと約110年ほど前のものです。
戊辰戦争で会津藩が籠城した際に
被弾したものと思われます。

鉄砲の弾丸は、鉛製で大きさは直径2センチくらい。
現在、県の出先機関が入る会津若松合同庁舎の
ロビーにて一般公開されております。




↑こちらは一緒に見つかった大砲弾痕です。

博物館に展示されますと入場料もかかります。
今のところ、展示場所が合同庁舎ということですから
当然お金もかかりません。
地元の人も、気軽に見ることができますね。

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火曜日 - 6月 03th, 2008

今年も「おシンさんの嫁入り」を。

今年も6月14日(土)に
昭和初期の嫁入りの様子を忠実に再現した
おシンさんの嫁入りが猪苗代町で行われます。



嫁入り行列は、長持ち唄が響き渡る中、
午前10時30分に土津神社を出発。
長持ち行列や嫁入り道具を引き渡す「受け取り渡し」の儀式、
中宿での休息と衣装の見繕いなど
古式ゆかしい嫁入りの様子が再現されます。
現在の結婚式、披露宴にあたる
メインの「結び」「振舞い」は町民体育館で行われます。

花婿、花嫁は、実際に結婚を予定している
仙台在住の影山法子さん(三春町出身)と
中澤卓規さん(猪苗代町出身)のお二人です。
若いお二人の船出を祝福してあげましょう!

日時:平成20年6月14日(土)
メイン会場:猪苗代町民体育館
行列:土津神社~中町通り~上新町~
中央商店街通り~町民体育館

1.嫁入り行列 10:30~12:15(土津神社~猪苗代町民体育館)
2.結び      13:00~13:30(猪苗代町民体育館)
3.振舞い    13:45~14:45(猪苗代町民体育館)

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