木曜日 - 6月 28th, 2007
平安初期に高僧・徳一が開き
会津仏教文化の中心として栄えた
磐梯町の国指定史跡「慧日寺」の
金堂復元工事が順調に進んでおります。
数年後には古代の伽藍(が・らん)を彷彿させる
名所が磐梯町に誕生します。
国指定の史跡の金堂が復元されるのは
全国でも初めてのことです。
金堂は、建築面積が約百四十四平方㍍、
高さ約八㍍の寄せ棟造りの木造平屋。
これまでの発掘調査から屋根は板葺きの
一種「とち葺き」だった可能性が高く、
床は板張りだったとみられます。
当時の設計図が残っていないことから
奈良県の室生寺金堂など
同時代の建物を参考にしております。
また、同史跡の中門の復元も計画に入っております。
これが完成しますと会津仏教文化の象徴として
慧日寺の魅力が益々増すものと期待しております。
磐梯山恵日寺資料館は
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