精密小型モータシェア世界NO.1企業の
日本電産の創業者・永守重信氏は
M&Aを検討する際の1つの指標にしているのが、
相手先企業の名刺100枚のコストだそうです。
その値段が自社(日本電産)の1300円よりも高ければ、
コスト削減の“下げシロ”があり、メスを入れる余地が大きい。
逆に1300円より低ければ、より一層のコスト圧縮は
期待薄、と読み解くそうです。
世界的なコスト競争を繰り広げる製造業の世界では、
そのようなことが言えると思います。
名刺の話ということで少しここでお話をさせていただきます。
我々、サービス業の世界においては、
名刺をコストだけで考えるのは無理がありそうです。
名刺もそのホテルのブランディングの大切なツールの
1つとして位置づけられるからです。
「安ければ安いだけ良い」といった
コストだけではかたずけることはできません。
私共のホテルでは、スタッフの名刺にも少し気を使っております。
スタッフの顔がそれぞれ違うように
名刺の台紙もそれぞれ違うものを選んでみました。
こんなところで少し遊んでみるのも面白いかもしれません。