日曜日は、ホテルのお客様と一緒に
3年に一度、会津風雅堂で行われる
「ベートーヴェンの第九演奏会」に行ってきました。
日本では、ベートーヴェンの第九といえば
年末恒例のイベントですが、
第九の初演は会津若松出身の
陸軍中佐・松江豊寿の事績に所縁があります。
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旧会津藩士の長男として生まれ
板東俘虜収容所・所長を務めた松江は、
戊辰戦争後の幼少時に差別的な扱いを
受けた経験がありました。
そんな彼は「彼らも祖国のために戦ったんだ」と
ドイツ人捕虜に対し寛容な待遇をしました。
捕虜たちも帰国する際に、
感謝の気持ちを込めて、手作りの楽器で
ベートーベンの交響曲第九番を演奏しました。
これが日本における第九の初めての演奏なのです。
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演奏は会津市民オーケストラ、
合唱は、市内一般参加者・高校生合唱団のほか、
会津若松市と姉妹都市になっている青森県むつ市、
親善交流都市の徳島県鳴門市からも合唱団が参加しました。
第九を生で聞くのは、初めて。
とても迫力があって素晴らしい演奏でした。
合唱団も高らかに世界平和を歌い上げました。
これは、まさに会津の総力を結集した
「第九」と言えるでしょう。
おかげ様で良い年越しが出来そうです。
お付き合い、いただいたお客様に
心より感謝いたします。