木曜日 - 5月 24th, 2007
先日の社内ミーティングで使った
パワーポイントの一部です。
あまり慣れていないのですが
私が作ってみました。
スタッフのみんな、ちゃんと頭の中に入っているかな?
「不言実行」という言葉がありますが、
私の場合、どうも意思が弱いので
『有言実行』を目指します。
公言しておいて、
実行せざるを得ない状態にしないと
実行出来ない性質なんです。
チェーンホテルは単独ホテルで独自性を出してはいけない。
*地域色、他ブランドとの連携、独自デザイン、限定サービス
*地域限定の宿泊プラン
チェーンは大衆商法(ボリュームゾーン)から脱してはいけない。
相手が「できないこと」「やらないこと」で勝つことを考えよう。
カップルプランは、なんたってレイトチェック・アウトです!
これなくしてカップルプランと言わず!!
*毎年変わる!変化し続ける!
(最新設備の導入)・少しの変化でもよい。
チェーンでは全店導入はコスト高
*サービス力で勝つ⇒きめの細かい対応ができるか
⇒お客様情報をどれだけ活用できるか。
部屋指定、備品入れ⇒小さなホテルだからできる
水曜日 - 5月 23th, 2007
いつもご指導いただいているコンサルタント・
小柳剛照先生は、
全国紙『商業界』で連載をされております。
今回もまたまた、大変勉強になることを書かれております。
掲載許可をいただいていないけど、
先生と私の仲ですから、おそらく許していただけるでしょう。
ここで少し紹介させていただきます。
《第123話》ウォンツの作り方
消費者ニーズに応えること。それは商業者にとって、もっとも基本的な、大切な心得です。でも今の時代は、ニーズに応えるだけの商いでは不安があります。その理由は二つあります。
一つは、日本中が、オーバーストア状態に陥っていること。商業売場面積は、人口一人あたり1平方メートルが適正規模といわれますが、全国ほとんどの場所で、その目安をとっくに超えています。消費者の財布の中身はほとんど増えず、周囲に店舗だけが増えたとしたら、一店舗あたりの消費金額が減少するのは、当然すぎる話です。
もう一つの理由は、消費者の購買欲求が低下していること。「どうしても買いたい」という飢餓感が乏しく、「なければないでいいさ」と考えがちなことです。たとえば、夕食をカレーにしようという時。台所にジャガイモがなかったら、昔なら急いで、ジャガイモを買いに行ったでしょう。
でも今は、「ジャガイモがないから、今日はカレーはやめるね」という家庭が結構あります。青果店がジャガイモをそろえていても、カレーの献立予定を変えてしまえば、ジャガイモを買いに来てくれません。消費者ニーズに応えるだけでは、今の時代、売れ行きは不確実なのです。
発想の転換
だからぜひ、ニーズ対応に加え、ウォンツ創造を検討したいものです。第87話でも触れましたが、ニーズとは「それがないと困る」というものであり、ウォンツとは、「それはぜひ欲しい」というものです。
ニーズ商品では、購入頻度もかぎられる上、少しでも安いほうで買おうというのが消費者心理。でも、ウォンツ商品ならどうでしょう。価格や購入頻度はあまり関係ないのです。
たとえば『震災時帰宅支援マップ』は、災害が起きた時も、自宅まで歩いて帰れる地図としてヒットしました。この地図の前半分は、通常の「上が北」の地図。水飲み場や休憩できる場所、危険箇所が表示されています。そして後ろ半分は、それぞれのエリア別に、目的地を上にした地図。言い換えれば、自宅が上になる地図でした。
横浜・川崎方面から東京に通勤している人にとって、帰宅時の方角は南西。通常の、上が北の地図では、地図を逆さにしないと、方角がつかみにくいものです。でもこの地図なら、『第一京浜・第二京浜』のページを開き、地図の上を目指して歩けば、自宅にちゃんと帰れます。「上が北」という地図の常識を、「上が自宅」に変えたことで、多くの消費者が「そういう地図なら欲しい!」と感じ、この地図を購入しました。それがウォンツの力です。
セレンディピティ
何かを探しているうちに、意外な価値あるものを見つける能力を、セレンディピティといいます。セレンディピティを磨けば、人ごみ、テレビ、立ち話などをきっかけに、ウォンツ商品を創造する可能性が生まれます。
そのために必要なのは、ウォンツの種を発見する『ハンターの目』。そしてそれを、商品やサービスに作り上げる『耕作者の手』。加えて、魅力を増幅させる『遊び心』でしょう。そう、資金の問題ではなく、目と手と心に磨きをかければいいのですから、中小小売店であっても、ウォンツ創造は可能なのです。
ここから私の持論ですが、
私はお客様を喪失させないものが『ニーズ』であり
お客様を増やすものが『ウォンツ』だと考えております。
火曜日 - 5月 22th, 2007
有名シティーホテルの宿泊プラン『メンズプラン』が
今、注目されています。
『レディースプラン』というのはよく聞く話ですが、
ホテルでは、最近メンズプランの販売にも力を入れております。
ちなみに私が知っているだけでもこれだけあります。
●ホテルニューオータニ 『おとこの革命』
●ロイヤルパークホテル『メンズエステプラン~男の美肌~』
●ホテルインターコンチネンタル東京ベイ『メンズプラン』
●リーガロイヤルホテル『ナチュラルヒーリング』
●ストリングスホテル『スウィート・セレブレーション』
●名古屋マリオットアソシアホテル『ザ・パーフェクトマン』
●東京全日空ホテル『大人休み。振り返るとき』
私が気になっている京王プラザホテルのメンズプラン
『俺の時間』もユニークです。
男性のためのシングルプランなのですが。
●改装したスタンダードルームにご宿泊
●やすらぎセットをご用意
(空気清浄機・バスローブ・ミネラルウォーター)
●乗馬フィットネス機器『JOBA』をお部屋で体感!
●遊び心をくすぐるおもちゃ赤外線コントロール仕様の
チョロQ 『キューステア』をプレゼント
●ルームサービスでのご朝食
●ホテルフィットネスジムご利用無料
●高速インターネットサービスご利用無料
英国式のリフレクソロジー(足裏マッサージ)の
オプションもご用意している。
ビジホのメンズプランですと
缶ビール1本サービス、おやつ・スナック菓子、
ビデオのプリペイドカードのプレゼントというのはよく聞きます。
ここで赤外線コントロール仕様のチョロQで
遊んでいただくということにとても興味を抱きました。
奇しくも私共のホテルでも手のひらサイズの赤外線リモコンで
操作するヘリコプター
『ハニービー』を検討中です。
私共のホテルには、かなり広いお部屋もあります。
メンズプランを始める時には、カーペットも新しくなったので
チョロQを走らせるのも良いのですが、
広い空間を利用できるヘリコプターを実行したいと思っております。
(天井・壁紙も新しくなったので)
壁の上部には、棚のようなヘリポートもいくつか作っておきますね。。
2次元の楽しみよりは3次元の楽しみを!
金曜日 - 5月 11th, 2007
「古い」と「きたない」というものは、
まったく別次元のものです。
日本人は、新車を購入しますと
当初、頻繁に洗車などをして
きれいな状態であることに努めます。
しかし、月日が経ち新車の輝きが、なくなってきますと
とたんに洗車もしないでほったらかし、、、
なんていうことが多々あります。
少々自戒の念があります。。
イギリスには、「古い靴ほどたくさんのワックスがいる」
という諺が、あるそうです。
古くなったものほど手をかけねばいけないということを諭しています。
やはりここは、私共のホテルでもイギリスの例に倣い、
古いものでも手をかけ愛情を注いでゆかねばと考えております。
そして一方では、進取の精神も忘れない。
これが、つまり温故知新ですね。
余談です。
駅前ホテルに1室だけですが、
「THE 会津」という部屋を作ろうかと構想中です。
モダンな会津塗り
BITOWAの備品
会津本郷焼の新作陶器をセッテング、
会津木綿、会津桐で作るオーダーメイドのなにか?
市の花「タチアオイ」をイメージしたオリジナル香水
「会津オードパルファムAIZU」もアメニテイーに添える。
冷蔵庫には、プレゼントの天然炭酸水『会津心水』と
地サイダーの『磐梯サイダー』
会津城下町の昔絵図を天井に貼ったらどうだろう。
ステショナリーを開いたら
『会津ものしり検定』の問題があったりして(笑)
近くの郷土料理店『一会庵』の食事券付、、等々
会津の伝統・歴史といった特色を
塗りこめたお部屋にしてみたい。です。です。
何か面白いアイデアがありましたら
どうか教えてください。
水曜日 - 5月 09th, 2007
本日は、
会津若松旅館ホテル組合の定時総会でした。
小生は、青年部長を務めている関係で
総会の後に 『講演会』という形で1時間程度、
皆さんの前で話をすることになりました。
先日、私共のスタッフが新しく出来たホテルに
視察目的で宿泊してきました。
その内容をスライドショーの形で
お話をさせていただきました。
ダーウイン、進化論に曰く
『この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、
最も知性の高いものでもなく、最も変化に対応できるものである』
私共宿泊業も 取り巻く環境の変化に、お客様のニーズの変化に
対応しなくては、もはや生き残ることはできません。
新しいホテルを分析しながらお客様のニーズ、ウオンッを紐解き、
生き残るためのヒントを見い出すことが出来たらなら幸いです。
慣れていないこともあって、、話したいことの80%くらいしか
うまく伝えられなかったけど。
まああ、初めてにしては、
まずまずカナと勝手に慰めております。
(かなりのプラス思考??)
でも、「考察」をもう一度整理する機会に
なったので、とてもよかったと思います。
この機会を授けてくださった
役員の皆様には、本当に感謝いたします。
その後の懇親会では、菅家会津若松市長も
ご出席いただき、親しくお話をさせていただきました。
2009年のNHK大河ドラマは上杉景勝(かげかつ)の家臣で、
戦国時代に「義」の精神を貫いた名将、
直江兼続(なおえ・かねつぐ)の波乱の生涯を描いた
『天地人』に決定したそうです。
原作は火坂雅志さんの同名小説で、
放送中の連続テレビ小説「どんど晴れ」を手がける
小松江里子さん(45)が脚本を担当します。
会津にも再び脚光が当たると市長も喜んでおられます。
神指城跡地、これからちょっと注目を浴びる
観光スポットになりそうです。