昨晩は、会社を早退して
舞台「熱海殺人事件
黒谷友香 売春捜査官」を
見てきました。
これは、つかこうへいさんの同名小説を舞台化したものですが、
女優・黒谷友香さんのために主人公の木村伝衛門刑事を
女性という設定に書き改めたものです。
つかこうへいならではのせりふの多さと早い展開、
パワーあふれる舞台には圧倒されました。
私の席は、第一列目の中央より少し右側で
俳優さんたちにも手が届くような距離でした。
劇も大団円を迎える時、
黒谷さんが観客席に下りてきて私の隣に座った男性を
立ち上がらせ シャツをむしりとり キスをしだしたのです。
び、び、びっくりした!!
次は私がやられるのかとあせりました。
<視線を合わせてはいけない>
(観客だと思ったその男性は実は俳優さんだったのです。
どうりでかっこいい男だと思っておりました。)
黒谷さんは、この舞台の告知で
前日や当日にせりふがかわったり内容も
変わったりするんです。と言っておりました。
確かに容疑者の大山が自分の生まれ育った島が
いかに貧しく悲惨なところかを説明するところで
「島に電気なんかなかった。テレビはプロパンTVだ。
東京オリンピックもつい最近映っとった。
白虎隊が自害したのは、2年前だと思っとった~」と
台詞にわざわざ会津の白虎隊を加えてくださいました。
本当に。汗のほとばしる素晴らしい熱演でした。
黒谷さんは、顔が小さくてスレンダーで
とても美しかった。そして可愛いかったです。
益々ファンになってしまいました。