木曜日 - 5月 18th, 2006
先月、駅前ホテルの中堅のフロントスタッフが
ご実家の商売のあとを継がれるということで退職をいたしました。
彼はたくさんの功績を残していってくれました。
本日、そこで新たにフロントスタッフを採用するために
応募者の面接をさせていただきました。
景気も上向いてきたので人材も集まりずらくなってきたというのですが
ありがたいことに1名の枠に5名の男性のご応募がございました。
皆さんとは、一人ずつ、じっくりとお話をさせていただきました。
皆さん、個性的で若くてもしっかりとご自分をお持ちであることに
驚きました。1名しか採用できないことが本当に残念でなりません。
よく何かのコンテストで最優秀者1名が選ばれる時に
発表者が1名には絞れない。皆さんに入賞を差し上げたい
といった話をされますが、本当にそんな気持ちです。
ここで少し話が変わりますが
応募者の方の心情や潜在的な能力を会話の中で
私がくみ取れなくて不採用にしてしまうケースがあります。
あとで言葉を反芻した時に気がつくときがあります。
これは面接者としての私の能力が足りないことだと
思うのです。私自身、研鑽をつまなくてはいけません。
甚だかってな言い草ですが。
私共の会社も最近は多角的に事業を展開しております。
仮に今回採用されなかった方も
近い将来、またご縁がありましたら
ご応募いただきたい。
それが偽らざる気持ちです。