土曜日 - 10月 28th, 2006
秋が深まりゆく中、「会津みしらず柿」の
収穫が最盛期を迎えております。
今年は9月の長雨の影響で
収穫時期が1週間ほど遅いのですが、出来の方は良いようです。
確かに昨日、郊外の御山のあたりを車で
走っておりましたら柿はたわわとなっておりました。
みしらず柿は渋柿ですので焼酎で約2週間かけて
じっくり渋ぬきされ箱つめされて県内外に発送されます。
皇室にも献上されるこのみしらず柿の名前の由来は、
「枝が折れるほどたくさん実をつける」ことや
「あまりの美味しさに我を忘れて食べ過ぎてしまう」ことから
この名前がついたといわれています。
話変わりますが、
絢香の『三日月』って本当にいい曲です。
2006年2月に『I believe』で衝撃デビュー、
『melody~SOUND REAL~』『Real voice』
『三日月』と1年間で次々とヒットシングルを放った絢香。
ついに記念すべき初のアルバム『First Message』が
11月1日に発売されます。アルバム買おうっと。
水曜日 - 10月 25th, 2006
中町ホテルの前の「野口英世青春通り」は
世界的に有名な医学者野口英世博士が
青春時代をすごした街 です。
会津若松市の中心部を南北に伸びるこの通りは、
博士の過ごした時代(1890年 代)も
人々の往来が多く市の中心繁華街として賑わっていました。
通りには博士が15歳のとき、
幼い頃背負った手の火傷の手術を
受けた「会陽医院」跡が現存 しています。
その手術の成功に感動した博士は、
自分も医師になることを決意し「会陽医院」 に
書生として住み込み、勉学に励みました。
そして医師開業試験を受験するために
上京するまでの数年間をこの地で暮らしたのです。
街の至るところに博士の足跡が残されています。
悩み多き青春時代を象徴するように、
博士はこの街に現存するキリスト教の教会で
洗礼も受けています。また、初恋の人といわれている
山内ヨネの生家跡も残されています。
博士は、まさに青春真っ只中をこの街で過ごしたのです。
そして今、私たちは博士の青春時代の想いを
受けてこの街に住む人々、この街を訪れる 多くの人々の心に
もう一度青春を問いかけるーそんな場所となることを願い
この街は「野口英世青春通り」と名ずけられました。
(画像は、現存する会陽院です。2Fが資料館。1Fが喫茶店です)
土曜日 - 10月 21th, 2006
明日は大川河川敷(蟹川河川敷)にて
AM10:00~PM2:00 【雨天決行】
「2006 山形芋煮 IN あいづ」が行われます。
山形の名物「日本一の芋煮」が
この会津の地にて再現されます。
当日、チケットも¥300にて販売されます。
アトラクショとしては、会津坂下安兵衛太鼓、
うつくしまYOSAKOI振興会会津支部、
ヒップホップダンス「WAIND」のパフォーマンス、
歌謡ショーでは日本シンホニーレコード専属歌手
吉井マコトさん(ヒット曲・恋は虹色あなた色)が出演します。
山形の芋煮は最上川舟運の盛んだった当時、
船頭たちの退屈しのぎのひとつとして始まったと言われております。
ちなみに会津の芋煮は里芋、大根、人参、
白コンニャク、ネギ、ナメコ、豚肉が基本です。
味噌と醤油を半分くらい入れて作ります。
この山形芋煮では、醤油で味つけをし肉は豚ではなく
牛肉を使うそうです。山形は米沢牛の産地だからでしょうか。
金曜日 - 10月 20th, 2006
秋の気配が深まりゆく中、
北塩原村裏磐梯のデコ平湿原では
紅葉の見頃を迎えました。
猪苗代町のホテル関係者にこの時期の
穴場的観光スポットを教えてくださいと言ったところ
グランデデコリゾートで運行されている
パノラマゴンドラから見る紅葉を薦めていただきました。
ゴンドラからは裏磐梯が一望できるそうです。
スキー場のゴンドラは、冬のスキーシーズン以外に
動かすのは、原則認められないそうです。
そこを交渉して監督官庁に許可もいただいたそうです。
いろいろな規制があるんですね。
しかし、これもある意味の規制緩和なんでしょう。
早稲沢・デコ平自然ふれあい探勝路では、
ブナやカエデ、ナナカマドなどが赤く色づき、
緑のササの葉や白いススキと美しいコントラストを描いております。
どうぞ、空からの紅葉狩りを楽しんでください。
詳しくは
こちら!
火曜日 - 10月 17th, 2006
昨日まで秋の深まりについて話をしていたと思いましたら
本日は猪苗代湖に冬の使者であるハクチョウが
200羽も飛来してきたというニュースが入ってきました。
初飛来はほぼ例年並ですが、早い時期に
これだけ大量のハクチョウが一度に渡ってくるのは珍しいことです。
もしや冬の異常気象を暗示しているのでしょうか?
一体今年は雪が多いのか。少ないのか?
猪苗代湖には、これからも続々とハクチョウが飛来してきます。
約3000羽から3500羽が越冬する見込みです。
国道49号線沿いの猪苗代湖・白鳥ヶ浜にお車を停めて
暫しハクチョウウオッチングはいかがでしょう!
月曜日 - 10月 16th, 2006
会津松平家庭園「御薬園」では
秋の深まりを告げる風物詩
「松の木のこも巻き」が行われました。
(庭園にはアカマツが45本、クロマツが3本ございます)
「こも」とは稲わらで編んだむしろのことを言います。
気温が下がるこの時期に、虫を暖かいコモの中に
誘い込んで越冬させ、2月下旬から3月の上旬に
こもごと燃やして虫を駆除いたします。
昔ながらのエコロジーな駆除法です。
御薬園のこも巻きの様子を見ますと深まる秋を感じます。
来月に入ると、雪の重みから松の枝を守る雪吊りが行われるなど、
本格的な冬支度となります。
どうぞ短い会津の秋を満喫してください。
来週末は紅葉も見頃だと思います。
木曜日 - 10月 12th, 2006
会津若松市・広田タクシーさんの
レトロな雰囲気の漂う「ロンドンタクシー」が人気です。
ちなみにロンドンタクシーは第2次大戦直後、
英国の自動車メーカーのオースティンが製造を始めました。
平成9年までの約45年間、モデルチェンジをせず、
今では珍しい「観音開きドア」などレトロな外観で、
2階建てバスとともにロンドンの名物となっております。
英国では7人乗りで使用していますが、
広田タクシーさんでは車両を5人乗りに改造しました。
このロンドンタクシーのドライバーはすべて女性です。
女性ならではきめの細かいサービスが売りで
おジィちゃん、おばあちぁんがお乗りの時には、
ドライバーは娘さんのように。
男性のお客様の時には、奥さんのように。
お子さんの時にはお母さんのように対応していただけます。
料金は高いように思われるかもしれませんが、
小型タクシーと同じ初乗り¥600です。
市内の結婚式場とも提携されていて
教会と施設の移動に使われております。
天井が高いので花嫁さんには良いのでしょう。
私共のホテルでも何か企画を立てられるといいのですが。
TEL: 0242-75-2321
火曜日 - 10月 10th, 2006
猪苗代湖南側に広がる会津布引山(標高1081m)を
中心とした標高約1080mの台地状の高原、それが布引高原です。
高原に広がる畑の風景は北海道の美瑛町近郊の
田園風景にも似ております。
会津でも知る人ぞ知る話。
この布引高原では、現在風車33基を備える
風力発電所が建設されているのです。
出力65,980キロワットと国内最大出力の風力発電所です。
33基の風車がずらりと並んだら
それは、それはすごい景色でしょう。
ぜひ国内自動車メーカーの新車のCM撮影にでも使っていただきたい。
日本一の風力発電所、新しい観光スポットの予感します。
会津の穴場。正確には郡山だけれども・・・
火曜日 - 10月 10th, 2006
全国的に知られるJR只見線の名物
「SL会津只見号」は10月7日から3日間、
会津若松ー只見間で運行されました。
5年前から春と秋の観光シーズンに運行するSL会津号は
今回も期間中、C11型蒸気機関車と客車3両の編成で
会津若松ー只見間を一日一往復しました。
市内のあちこちにいてもSLの汽笛が聞こえてきます。
ここまで聞こえるとは、本当に驚きです。
全国からSLファンもたくさん集まっていただきました。
会津若松駅始発ということで駅前ホテルには
たくさんのお客様がお泊りいただきました。
駅が見える側のお部屋を希望されるケースが多いのです。
7日、8日は強い風と雨の悪天候。
運行休止区間もあったようです。
しかし9日は絶好の秋晴れとなりました。
皆さん、ベストショットを撮れたものと思います。
どうぞ、またお越しになってくださいね。
金曜日 - 10月 06th, 2006
県立博物館と鶴ヶ城天守閣の
共同企画展「徳川将軍家と会津松平家」は、
11月5日まで両会場で開かれております。
徳川記念財団の協力で徳川宗家の文書や歴代将軍の
肖像、自筆の書画など日本初公開の資料をはじめ
両家ゆかりの品々など約190点が展示されております。
今回の展示会でぜひ皆さんにご覧いただきたいのは
初公開となる徳川将軍家の御宸翰(ごしんかん)です。
会津松平家とも話し合いを進め
両家の御宸翰がいっしょに展示されることになりました。
孝明天皇が家茂や容保に宛てた手紙「御宸翰」は
現代語訳されとても内容がわかりやすくなっております。
http://www.tsurugajo.com/tokugawa/
http://www.general-museum.fks.ed.jp/
午前9時30分から午後5時まで
両館共通入場料金
大人¥930 高校生¥730
*10月16日は県立博物館のみ休館。
ぜひ、この秋、歴史探訪の旅にお越しになってください。
木曜日 - 10月 05th, 2006
今月28日(土)、北会津町蟹川緑地にて
午前10時から午後2時まで
「会津唐人凧、凧揚げ大会」が行われます。
ギョロリとした目にベーっと出した真っ赤な舌。
とても迫力のある顔を持つ、それが会津唐人凧です
(「べろくんだし」とも呼ばれています)
形も不思議な珍しい形をしています。
このような凧は長崎や北九州では多く見られますが、
本州ではあまり見られません。
元々大陸から長崎に伝わったとされて言われますが、
なぜ東北の会津に伝わったのかは謎です。
長崎の商人が藩主に献上したという説や、
唐人凧の形が十字架に似ている事から
会津の隠れキリシタンが祈りや合図として
揚げていたという説があります。
この凧にまつわる話で戊辰戦争の最中、
鶴ヶ城から突然唐人凧が揚がったという話があります。
凧を揚げていたのは城内にいた子供達で
敵にまだ余裕があると思わせるために
揚げていたといわれています。
また、味方の兵の士気を高めるためとも
いわれています
会津の空に、会津唐人凧を中心に
全国各地の特徴的な凧が舞います。
もし時間がある方は、見に来てください!
お問合せ:會津唐人凧凧揚げ大会実行委員会事務局
長峰さん(TEL.0242-54-2731)
林さん(TEL.0242-94-2166)
水曜日 - 10月 04th, 2006
火曜日 - 10月 03th, 2006
会津が生んだ世界的な版画家・
故・斎藤清画伯の作品を収めた2007年版
「名作カレンダー」が発行されます。
「地の幸」「会津の冬」など人気シリーズの作品を集め、
画伯の生誕100周年を記念する限定版です。
特別付録とし「霊峰」も付いております。
大変人気がありますのでお早めにお申し込み下さい。
体裁=390×594ミリ。各月一作品、付録あり、手張り。
定価=一部3000円(税込み)
送料500円(代金引き換え)
限定5000部発行
予約申し込み=はがきに住所、氏名、電話番号
部数を明記し郵便番号960-8648
福島市柳町4の29、福島民友新聞社
事業部「斎藤清カレンダー」係りまで。