支配人、会津観光について語る!
会津若松・フジグランドホテルの支配人星野のブログ
木曜日 - 2月 23th, 2006

赤べこの話を

会津といえば「赤べこ」ですね。
そこで今日は、赤べこ由来の話をさせていただきます。
大同2年。聖地会津柳津に虚空蔵堂を建立の時に使役された
逞しい一匹の赤牛は、その聖職たる建立運搬に黙々と従事しておりました。寺院完成の暁、その赤牛、一夜忽然と寺院前に石と化し、自らは永く御仏の御供であることを願ったといいます。

その後 今から約400年前、時の会津鶴ヶ城・蒲生氏郷公が
殖産振興を計られ、京都から各種の技術者を招きました。
そしてこの虚空蔵尊の伝説を聞き、玩具の赤べこを作らせました。

時たま当岩代地方に悪性の天然痘が流行し
この病にかかった小児は次々と倒れてゆきます。
しかしこの玩具あかべこを病児に送ったところ、
これをもらった病児は不思議とまもなく全快したのです。
これを伝え聞いた人々があかべこを病児に送ったところ皆が皆
まもなく全快したので人々は、虚空蔵尊の徳をたたえたと言います。

今もって尊重されている愛らしい会津の民芸玩具、それがあかべこなのです。画像は中町ホテルのロビーにあります手作りのあかべこです。
こちらの前で記念写真をどうぞ!


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